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マナビノキは「知りたい！やりたい！」という学びのタネをマナビノキに育て、自分らしく生きる力を育むために体験型探究学習を行っている鎌倉のスクールです。
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【1/18 探究WS オリジナルだるま作り〜

【1/18 探究WS オリジナルだるま作り〜伝統工芸張り子に挑戦〜】

年末年始、願掛けをしてだるまに目を描く、そんな光景をよく目にします。そんな「だるま」を題材としたワークショップを行いました。

だるまを作る前に「だるまって一体何なの？人なの？」からスタート！
諸説ありますが、だるまのモデルとなったのはインドの僧侶「達磨大師」と言われています。
「達磨大師って壁に向かって修行しすぎて、腕も足も無くなっちゃったんだよー」「えーー！そんなことある？」なんて話も交えつつ、四聖句や二入四行論にも触れたりしました。

達磨大師の唱えた教えは、禅の根本思想とも言われていますが、中でも「自分の心と向き合う」や「伝えたいことは、言葉ではなく心から心に伝える」といった内容は、子どもたちも響いたようで、最近、こんなことがあった、あんなことがあったとエピソードを交えながら、楽しく学ぶことができました。

教員時代も、授業中に授業内容から脱線して話すぎて1時間終わってる、なんてことが多かったのですが、実は教えなきゃいけないこと（教科学習とか）よりも、そこから派生した話の方が、子どもたちに本当に伝えたいことだったり、子どもたちにとっても授業から脱線した話の方が面白かったりと、なぜか記憶に残ったりすることも多いですよね。後から、あの時の先生の話、覚えてるよ！と言われる話のほとんどは、授業とは関係のない話です。

もともと「探究ワークショップ」という意味も、その日のテーマについて探究するという意味もあれば、そこから「おもしろそう！知りたい！」って思ったことを、どんどん自分で究めていこう！みたいな意味もあります。私たちが子どもたちに触れさせてあげられるのは、ほんの少しの「タネ」でしかないからです。
今回で言うと「だるま作り」「張り子作り」って言うのは、あくまできっかけ（タネ）であって、そこから達磨大師に興味を持って調べたり、禅ってどんな教えなんだ？って気になったり、張り子ってどんな伝統工芸なの？他にはどんな伝統工芸があるの？ねぶた祭りのねぶたってすごくない？どうやって作るの？みたいに、パァーっと頭の中に「？？」がウェビングにように広がっていく、そんな感覚になってもらえるといいなって思っています。

作り方を知るとか教えてもらうとか上手に作ることができるとか、それも大事です。今回のワークショップでも、だるまを作ることを通して、張り子の方法や作り方がわかります。でも、それは、知識や技能でしかなくて、そこから、自分で駆動させていく力がないと、受けたもので終わりになってしまう。大事なのは、そこからです。
それを知ってどうする？どうしたい？っていう話。そこからまた自分で学びを広げる方法を学んでほしいと思っています。

最近よくワークショップに参加している子が「私はものづくりが好きなんだ」「絵を描いたり、ものづくりをしている時ってすごく集中できるし、心が落ち着くんだよね」と、先日教えてくれました。
そういう「自分」に気づくことができるのも、探究かなって思います。

とっかかりは、それぞれなので、引き続き、マナビノキのワークショップでは、子どもたちの興味関心、好奇心の入り口になるようなネタを考えていきたいと思っています。
それきっかけに、何かがスタートする！そんなワークショップになればいいなと思います。

２月のワークショップもお楽しみに！！

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【山校ダイアリー】

もうすぐ2月も終わり！今年度の活動も終盤に入ってきました。

４年生「鳥の骨の仕組み」
今年になって、筋肉や骨の仕組みに興味をもった4年生。
夏の展示会では、石膏で自分の腕を型取り、筋肉について調べたものを展示しました。
今回は、鳥の骨について調べてみることに。
手羽先って食べる時には食べにくいけれど、骨について調べるにはうってつけ！確かに食べながら「ここは、鳥のどこの部分なんだろう？」と解体しながら食べることもあります。ということで、今回は手羽先を解体！！
崩れないように丁寧に肉を外し、塩素につけて漂白して、標本を作るそうです。地道な作業に苦戦していますが、4年最後のマイプロ！骨の標本を作って自分の腕と並べて、ぜひ、ベストマイプロにまとめて欲しいですね！

4年生「あたたかい vs 冷たい」
「もののあたたまりかた」という学校で学習した単元をきっかけに、今回のマイプロは「暖かい水と冷たい水はどっちが軽い？重い？」「暖かい空気と冷たい空気はどっちが軽い？重い？」そんなことを調べています。
ペットボトルに熱湯と冷水を入れて比べると、冷たい水の方が重い！！ということが判明。びっくり！
じゃあ、空気は？？ということで、線香を入れて動きを見たいけれどなかなかうまくいかず、苦戦中。
「見えそうなのに、煙で見えない！」「あ！見えた！？こっちからこっちに動いてる？」周りの子も思わず、覗き込んだり（笑）そんなことをしています。
私が子供の頃は、風呂を炊くと温かいお湯が上にたまって熱いから、入る前にお風呂をかき混ぜる棒？みたいなものでよく混ぜてから入ってたけど、そんなことを伝えても「？？？ぼう？何それ？」でした。生活の中で学んでいたことが段々なくなってきていますね😞

とはいえ、自分の「なぜ？」や「不思議？」に向き合い、こうしてコツコツと調べたり実験したりしていることは、経験とともに、忘れられない学びになるはず！！

フラッグフットにバスケに他にもやりたいこといっぱいって、いいね！
もうすぐ5年生たち！頑張って！！

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【山校ダイアリー　2025年入学式】

新年度がスタート！今年もかわいい1年生たちがたくさんマナビノキに入学してきました。

毎年恒例となったマナビノキ入学式は、在校生の子達が春休み中に話し合いを重ね、準備を進めます。これまで自分たちがお祝いしてもらったことを思い出しながら、準備をする子どもたち。昨年お祝いしてもらった現２年生の子も、今年は、準備を頑張っていました。

入学のしおりには、学校の説明やアドバイスがびっしり書き込まれています。
「困った時は、周りの人に聞くといいよ。」
「できない時も、すぐあきらめないでよく考えるんだよ。」
「メリハリを大事にしてね。」
「好きなことや得意なことたくさん見つけてね」
それぞれ自分が大事に思っていることを自分の言葉で表してあり、なんだかいいなぁと思いました。

また、プレゼントには、メダルと風車を準備していました。今の中3の子が６年生の時に始めた風車のプレゼントは、ずっと続いています。
「風を待つのではなく、自分から知りたいことやりたいことを見つけて、前に進んで風車を回してね」そんな言葉も一緒に添えられていました。

また、しおりやプレゼントと共に、入学式では1人ずつ言葉を送りました。
入学してきた１年生も司会をする3年生も、言葉を伝える他の子たちも、ちょっぴり緊張した中で執り行われる入学式。みんなからの言葉を受け、１年生もみんなの前で頑張りたいことを1人ずつ発表しました。
そういう緊張感は、子どもたち一人一人の「思い」が交錯する瞬間で、今しかない、とても愛おしく貴重な一時ですね。

最後はみんなで新５年生が作った「マナビノキってどんなところ？」の動画を見ました。
もちろん、我々大人の願いもありますが、マナビノキがどんなところなのかを意味づけるのは子どもたちで、子どもたちが創っていく場所です。
・マナビノキは、作って終わりじゃなくて発表できる場所
・自分の好きなことができて、得意なことが見つかるところ
・学ぶ楽しさがわかるところ
・わからないところがあっても、友達がヒントをくれるところ
・人それぞれで楽しめるところetc…
1人ひとりがマナビノキはどんなところかを自分の言葉で語ってくれました。
それこそマナビノキはどんなところなのか正解はないけれど、
子どもたちにとっても、大人にとっても、自分なりの居心地の良さを感じるような場所、それぞれがもつ自分らしさや自分の力を出し合えるみんなで創っていける場所であってほしいなと思います。

新しい1年生にとって、マナビノキは、どんな場所になっていくんだろう？そして、一人一人どんな自分らしさを見つけていくんだろう？そう思うと、ワクワクします。
一緒に学びをつくっていくこと、楽しみです。
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【海校ダイアリー】
今日の海校
3月で卒業する6年生、お引越しで遠くに行ってしまうお友達がいるので、満開になった海校前の桜でパチリ。

金曜日メンバー、2人とお別れは寂しいけれど、残り少ない日々をみんなで楽しみつつ、ベストマイプロや今年度最後のマイプロを頑張っていました！

そして卒業してしまう6年生、最後のマイプロを先日発表しました。
「航空機はなぜ大空を飛べるのか」
あの鉄の塊がなぜ空を飛べるのか。
一度はそんなふうに思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
最初に飛ぼうと考えた人はやっぱりすごいし、あの鉄の塊が今当たり前のように飛んでいるのもすごい。
航空機についてのマイプロを始めてから、本やネットの情報だけでなく実際に見てみたいと航空科学博物館にも行きました！
飛行機には、空気合力、推力、重力、が働いて飛んでいます。
翼の形も重要で、その翼の模型を作り、どう空気が動いているのか、揚力実験もしました！
難しいマイプロでしたが、一年生にもわかるようにと図を入れたり、自分の言葉でしっかり発表していました。

海が大好きでこれからの海を守るために何ができるのか一生懸命考え行動したり、知りたい、どうしてだろうと思うことをそのままで終わらず、調べたり実際に見に行ったりする、その行動力、探究心、中学生なってもそのままでいてほしい、続けてほしいなと思います。

紗也佳

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【海校ダイアリー】
先日、1回目の入会説明会が行われました。
マイプロについての説明があれも伝えたい、これも伝えたいとてんこ盛りになってしまったのですが、子どもたちが熱い想いを持って日々頑張っている様子が、少しでも伝わっていれば嬉しいなと思います。

説明会でもお話ししたのですが、マイプロを始める時に、やりたいなと思ったものをどう作っていくか、進めていくか、本を見たりYouTubeを見たりするのですが、本の通りに作った！やった！でもうまくいかない・・・ということは日常茶飯事です。
もはや、あえてうまくいかないように書かれて、少しは考えるんだぞ、試行錯誤するんだ！という試練を与えられているのかも？と思ってくるくらいです(笑)(そんなわけがないのは分かっているのですが)

そんな試練を与えられた(笑)マイプロをご紹介！

「大判焼き占い」1年生
自分の貯金箱が欲しいなーと思い、どんな貯金箱にしようと本を見ながら選びました。
お金を入れるたびに占いができるなんて面白い！と大判焼き占い貯金箱にすることに。
1年生だけど、本を見ながら枠組みを組み立てて、書いてある通りに磁石を配置して。
どんな占いにしようかな〜とワクワクしながら考えて。ここまでは順調です！
さあ、占いの大判も作ったし、あとはクルッと回転するように組み立てるだけ。と思ったら、ここからが試練です。(笑)
とにかくクルッと回らない。ダンボールが重いのか、磁石が弱いのか。組み立てては、回るかどうか試して、回らない、はい！やり直し！
ダンボールは重いから工作用紙に変えてみよう。磁石は超強力の小さいやつにしてみよう。
今度こそ！と思ったら、水平にならなくて傾いてる・・・試練〜！！！
磁石を小さいのから大きいのに戻してみたり、水平を見ながら作る。回らない。やり直す。傾く。やり直す。何度も何度も繰り返しました。
途中から貯金箱というのはすっかり忘れてしまい、とにかく大判焼きを回したい！という思いで頑張りました！
それを他の子どもたちもずっと見ていたので、発表の時も、「回ったねー！！」「よかったよかったー！」と自分のことのように喜んでいました。

「糸引きドローン」1年生
彼はいつも、本に書いてあるものだけでなく、これも作ってみたらどうだろう。形を変えてみたら？長さを変えてみたら？といつもアイデアをプラスしたり、実験を繰り返す1年生です。

今回も、羽の形を変えてみようかなと作る前からアイデアを出していました。
でも今回は羽作り・・・にいく前にやり直しの試練です。
糸がうまくまけない、もう一度ペットボトルから作り直し。羽を乗せる部分は工作用紙を菜箸に巻き付けてボンドで固めて、先を尖らせるように切るのですが、うまく切れなくて、カチカチに固まったボンドを外すところからやり直し。
よーし！作れた！と思っていざ羽を飛ばしてみると、と、と、飛ばない・・・
糸がうまく引けなかったり、ただ落ちるだけだったり。
それでも諦めず、ペットボトルが不安定なのがよくないんだ、とダンボールで足をつけたり、糸をうまくひけるように取っ手をつけたり、彼のアイデアでどんどん改善されていきます！
「羽は、いろんな形を試してみたけど、本に書かれてある羽の通りに作ったものが1番よく飛びました」と少し残念そうに発表していましたが、それもいろいろ作ってみたからこそ分かったことですね。

試練にぶつかった時に、「なんでー！もう嫌だー！」と叫んだりもしていますが、それと同時に「簡単に作れるなんて面白くないよね！」と子どもたちは燃えています。
簡単に終わってしまったマイプロの後は、もう少し難しいものがやりたい、と言います。
末原はよく登山に例えますが、もう登りたくない、疲れたと言いながら山を登るけれど、山頂に着いた達成感は登った人にしかわからない。そしてあんなに辛いと思ったけれど、次はもっと難しい山にチャレンジしたくなる！

試練を与えてくれる本やYouTubeに感謝しながら(絶対違うと思いますが。笑)今日もマイプロ頑張ろう〜！！

紗也佳

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【マナビノキスクール　学ぶ力を育むためには！？】

先日、節分かと思っていたら、もう２月も来週で終わり！？本当に１月過ぎると３月まで早いですね。

「教えるのではなく、学ぶ」ということを大切にしているマナビノキ。教えられるのと、学ぶというのはどういう違いがあるのでしょうか。

まずは、受け身なのか、それとも能動的なのかという点です。
もちろん「今日は、何を教えてもらえるんだろう？」とワクワクすることも悪いことではありません。でも「今日は何を学ぼうか」を考えなければいけないとなると、もっと自分の底の部分から湧き出てくるようなものを感じないと、なかなか決めることはできません。

さらに「学ぼうという意欲があるなら、それを惜しみなく助けるけれど、学ぼうという意欲がないなら何も手助けはしないよ」なんて言われると、怖いですよね。それがマナビノキです（笑）

でも、その「う”ー、何をしようか」という底力こそ大事だと思います。
「何を学びに行こうか」「何を今日はやろうか」そういうモチベーションで様々なことに向き合えるようになると、他の自分がかかわっているものに対しても、それが「やらされていること」なのか、「自分がやりたいこと」なのか、気づくことができます。
さらには「自分がやりたいからやっているんだから、少し上手くいかないことがあっても頑張る」そういった前向きなモチベーションにもつながります。（逆を考えてみると、「やらされている」になると、「本当はやりたくないのに、教えられている」という構造になり、これじゃ教える方も嫌になっちゃいますよね。）

もう１つ、教えると学ぶの違いは「主体がどっち？」という話です。上の話と少し似ているように感じるかもしれませんが、システムを作る人の話です。
「教える」だと、主体は「教える人」です。教える人が「どうすればわかりやすく教えられるだろう？」「みんなが失敗なく取り組めるにはどうすればいいんだろう？」「いや、ここで１度失敗させておいて、そこからもっとやる気を引き出させるか？」など、教える側が作戦を練って、子どもたちを誘導する、学校の授業作りなどはこういったやり方で練られていて、子どもたちが楽しみながら学べるように設計されています。

でも、子どもが主体だったらどうでしょう？どこでどんな失敗が来るのかもわからないし、どこで疑問や問いに思うかもわからないです。大人が気にしないようなところに気づくこともあれば、その気づきが大きな学びになることもある。それが、学び手が主体になるということです。これは、「教えること」と「学ぶこと」の大きな違いだと思います。

こんな風に考えてみると実は「教わる」ということの方が簡単で、「学ぶ」ということの方が難しいかということに気づきます。
それは、子ども側（学び手）にとってもですし、大人側（サポート側）にとってもそうです。
どちらも決まりはなく、予測不能で、その都度臨機応変に対応しなければいけないこと。学び手は常に試し続け、考え続けなければならないし、サポートする側は、学び手が、今何を考え、どうしたいのかに寄り添って、それにフィットしたアドバイスをしていかなければならない。なるべく大人の誘導が入らないように、子ども自身が自分で考えて、進めるようにしていくのは、とても難しいことです。

でも、失敗を恐れて何もできなくなったり、周りや人の目を気にして様子を見てばかりで立ち止まっているよりも、自分で考えて、やってみて、失敗して、笑って。また考えて、やってみて、また失敗して。
今度はこうしてみよう、ああしてみようって、やってみて、その先にもし成功に出会えたら、めちゃくちゃ嬉しいですよね。
そうやって自分の力で、レジリエンスで、前に進めることが生きていく上で本当に大事な力だなと思います。

「できるようになること」よりも、「どうやってできるようになったのか」に目を向けて、小さいことでも取り組みながら、「自ら学ぶ力」をつけていくこと、それを目指して日々子供達とかかわっていきたいと思います。

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【マナビノ春キャンプ　ワクワクドキドキ縄文キャンプ④ 弓矢をつくってみよう！】

ワークショップ３つ目は、縄文時代の狩りの道具、弓矢作りにチャレンジです。
現代の私たちは、誰かが育ててくれたお肉をいただいているけれど、縄文時代は、自分たちで狩りをして食べていたんだよね、生きるために欠かせない大事な道具だった弓矢を一人一本、自分の手で作っていくよ！と縄文服を着ながら作り始めました。
今回、弓には竹を使いました。安全な弓にするため、まずは竹の節を削り、やすりをかけていきます。ツルツルになったら竹をしならせ、麻ひもで弦を結んで、長さを調整しながら「ちょうどいい張り具合」を探ります。
強すぎても引けないし、ゆるすぎると飛ばない。弓のしくみを考えながら、自分だけの“道具”を完成させていきました。

「ひもってどうやって結ぶのー？」「手が届かないかも！」と苦戦する低学年の子もいれば、「引っ張ってみてどうかな？」「もっと強く弾けるかな？」とより良い弓矢作りにチャレンジする高学年の姿もありました。
それぞれに工夫しながら、弓が完成！

続いては、矢づくりです。
細竹で作った矢の先に、カラフルなビニールテープを巻いていきます。これは安全のためでもあるのですが、実は飛ばすときの「重さのバランス」にも大きく関わる、大事なパーツだと、後で気づくことになるのですが、、、
それぞれが思い思いのテープを巻き、準備万端！いざ「狩り」へ！

最初は、矢を放つタイミングが難しくて、なかなかうまく飛ばせない子もいました。また、ビニールテープを巻きすぎて、重くて矢が落ちたり、軽すぎて逆に飛ばない子も。手を離すタイミングを考え、ビニールテープを巻き直し、何度もチャレンジするうちに、少しずつコツをつかみはじめます。

遠くまで飛ばせた子は、みんなからの羨望の眼差しを集めます。「すごい！」「どうやったの？」と、お互いにコツを教え合う姿も見られました。
「もっと遠くに飛ばしたい！」「もっと強く飛ばしたい！」と、何度も何度も矢を放っては走って取りに行く子どもたち。
次第に、あの木に当てるぞ！と命中率を上げる目標を立てたり、いかに遠くに飛ばすかという競争が始まります。

自分の手で道具をつくり、遊びながら、考え、工夫する。
そんな探究的な学びが自然と生まれる、楽しいワークショップとなりました！

マキコ

お問い合わせは
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10月13日ワークショップは・・・

日本アウトリガーカヌー協会✕マナビノキ

鎌倉の自然といえば「山」と「海」！
今回は、海でアウトリガーカヌーに挑戦します！
青く広がる鎌倉の海の上で、爽快な風を感じながら、アウトリガーカヌーを楽しんでみませんか。
アウトリガーカヌーは、ハワイアンをはじめとする南の島々で親しまれている伝統的なカヌーです。安定性が高く、乗ったその日から楽しめるマリンスポーツです。
初心者でも安心して楽しめるよう、日本アウトリガーカヌー協会の方が、丁寧にサポートしてくれます。
6人が力を合わせてパドルを漕ぐ一体感や海上から眺める自然豊かな鎌倉の景色をぜひ体験してみませんか。

お申し込みはこちら！

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/
01jc3k79j4041.html

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【マナビノ春キャンプ　ワクワクドキドキ縄文キャンプ①】

今年のマナビノ春キャンプのテーマは「縄文の暮らしを体験しよう！」ということで、ワクワクドキドキの縄文キャンプでした。
縄文時代にタイムスリップし、縄文時代の生活をみんなで送りながら、縄文時代の生活や文化を知り、縄文時代の人たちがどんな気持ちで暮らしていたのか？をみんなで体験、体感、探究しました。

「縄文」とは、元々は、土器に付けられた縄の目の文様のことです。この頃から、人々は、食料を保存するために土で作られた器「土器」を使い始めました。
また、稲作がまだ伝わっていなかった縄文時代には、狩りをしたり、木の実などの植物を採集をしたりして食料を調達していました。
また、「集落」というものがあり、４〜６軒ほどの家族が集まり、一緒に暮らしていたようです。
そんな縄文時代について、子供達に伝え、今回のマナビノキャンプでも「みんなで１つの集落に暮らす家族のように２日間、協力して暮らそう！」と活動をスタートしました。

また「自分で考える、自分から動く、自分でできない時は仲間と助け合う」ということを普段から大切にしているマナビノキ。
「みんなが考えるのは、どんなとき？」と質問すると、子どもたちからは「何かやりたいことができない時」「思ったようにいかない時」「困った時」という答えが返ってきました。
子どもたちの言うとおり、人が考えたり、工夫したりするのは、実は「不自由」や「制限」がある時です。きっと、今回の縄文キャンプの中でも、いつもの生活よりも不便なこと、困ったこと、がたーくさんあるから、その分考え、みんなで知恵を出し合うかして乗り越えていこう！と話しました。

また、最初の入所式で話す各学年の「マナビノタネ」では、「縄文時代にくらしついて知りたい」「土鈴作りや鹿の角のアクセサリーを作るのが楽しみ！」「縄文時代はどんな食べ物を食べていたのか知りたい！」「どうやって火を起こすのか知りたい！」など、子どもたちのワクワクドキドキの気持ちがたくさん伝わってきました。

実際、２日間は、本当に4月？？と思うぐらい、寒くて、雨も降って、火もなかなかおきなくて・・・とたくさん困ったことやピンチな場面がありましたが、みんなで「がんばれ！」「もう少し！」と声を掛け合いながら、乗り越えることができました。腕がつるぐらいマイギリ式の火おこしを頑張ったり、小さな小さな火種をフーフー吹いてたり、やっと起こせた火を囲んで大喜びしたり、鹿の角の首飾りを握りしめて「雨が上がりますように・・・」とお願いしたり、縄文人の気持ちを味わえた気がします。
子どもたちからも「こんな風にみんなで協力していたのかな？」「助け合っていたのかな？」
「縄文時代って、ちょっと辛いけど、ちょっと楽しい」「縄文人は、達成感がある！」など、そんな声も聞こえてきました。

子どもたちにも最後に話をしましたが、自分にとって逆境であればあるほど、そこに屈するのではなく、
「どうすれば乗り越えることができるのか？」「その逆を逆にどうすれば楽しむことができるのか？」を考えられること、むしろ楽しめちゃう！？
そんな風に考えられるようになってほしいと思います。
最悪〜、嫌だなぁ・・・、めんどくさい・・・というのは、とっても簡単なこと。でも、そう言って過ごしていて１番損をするのは自分です。
なんか楽しくなってきた！難しいことに挑戦するのって楽しい！簡単よりも難しい方がやりがいがある！そんな風に思えれば、何でも楽しめるし、１番得なのは自分です。
そんなこともみんなで共有できた今回のマナビノキ春キャンプ。

寒い中雨の中、頑張った子供達は、また１つ大きく成長できたし、頭と体をしっかりと使えたのではないかなと思います！

詳しいワークショップの内容は、後日紹介します！！
お楽しみに！
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【マナビノキ 9月探究WS 植物から糸が

【マナビノキ 9月探究WS 植物から糸が取れるの！？ドリームキャッチャー作りに挑戦！】

「みんなが普段着ている服は何から出来ている？」
「縄文時代の人は植物から糸をとって洋服を作っていたよ」
そんなお話から始まった今回のWS。

鎌倉にも自生している「カラムシ」から、昔の人と同じように糸を作ってみました。

まずは「カラムシってどんな植物だろう？」と花瓶に入ったカラムシを観察。
「葉っぱを触るとザラザラ音が鳴る！」
「ベタベタしてくっつくよ！」
など特徴を確認してから、近くの広場や公園へカラムシ探しに出発！
みんなで協力をして、背丈程のカラムシをたくさん見つけました。

そして、いよいよカラムシの茎を削いで糸作り！
かなり忍耐力がいる作業…
「糸を作るって難しい」の連続でしたが、みんな最後まで頑張りました。

削いだ糸は乾燥させると、丈夫な糸になり、毛糸と合わせてドリームキャッチャーを作りました！

「自分にとっての“良い夢“って何かな？」を考えながら、最後に睡眠にピッタリなアロマの香りをつけて完成！
一人ひとり工夫したドリームキャッチャーが出来ました。

WS終わりに感想をシェアすると、「難しかった…」の意見もありましたが、「植物から糸を作る方法を知れて良かった！」という声が聞かれました。

お店に行けば何でも手に入る世の中になりましたが、昔の人がしていた物作りを体験することで、「物」に対する意識も変わってくるかと思います。

「難しい」もたくさんありましたが、たまにはこんな体験もいいですね。

色々な経験を通して、子どもたちのマナビノタネがまた１つ増えていきますように！

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【マナビノ春キャンプ　ワクワクドキドキ縄文キャンプ②土鈴作りワークショップ！】
1日目のワークショップ第一弾は、土鈴作りをしました！

「土鈴」とはその字のごとく、土で作った鈴のことです。
「土鈴」と聞くとピンとこないかもしれませんが、現在もお土産屋さんや神社などで目にすることが多く、縁起物やお守りとして使われています。
縄文時代の土鈴は何に使われてきたのかはっきりとはわかっていませんが、土で作った丸い玉が中に入っていて、カラカラという音が鳴り、祭祀道具や、楽器として使われていたのではと言われています。
江戸時代に使われていた土鈴もたくさん見つかっていて、縄文時代より形がさまざまで猿や犬など動物のものもあり、魔除けや、子どもの健康祈願など現在に近いような使われ方をしていたそうです。

子どもたちにも、土鈴の歴史、縄文時代から使われ続けて、今もなお形が残っている話をすると、「あ！家にあるかも！」「うちにもあるかも！蛇の形してる」「神社でお守りで買った！」とあれが土鈴なのか！と気づいた子どもたちもたくさんいました。

土鈴がどんなものかわかった後は、自分がどんな土鈴を作りたいのか、デザインを描いてみました！
猫のような形にしてみたい、縄文時代に使われていたものに近いものにしよう、それぞれの想いを描いていきます。

デザインできたら、実際に粘土で形にしていきます！
今回は２種類の粘土を使いました。
一つは野焼き用の粘土。もう一つはオーブン粘土です。
野焼き用の粘土は高温で焼き上げるため難しいことと、今回は乾燥させる時間が1日と短いため、オーブン粘土でも作りました。

くるくるくるっと泥団子のように丸め、シワがないようにみんな真剣に作っていきます。中に空洞を作るためにティッシュを入れて丸めていきますが・・・
それが難しくて、何度も丸め直して、シワをとって・・・なかなか自分たちが描いた通りの土鈴ができず３０分ずっと丸め続けている子もいました。

オーブン粘土は1日の乾燥で手軽に焼くことができますが、その分乾燥してくるのが早く、丸めてはやり直しを繰り返してボロボロになっている子も。
「うまくいかない！」「ボロボロになっちゃった・・・」「紐を通せるところをつけ忘れた！やり直しだー！」「よし！ここは伸ばすだけに変えよう！」
失敗して、工夫して、やり直して。
うまく乾きますように、割れずに焼き上がりますように、作り終わった想い想いの土鈴を段ボールにそーっと入れて祈ります！

みんなが作った土鈴を眺めながら、しっかり乾け〜！と念をこめて一晩乾燥機で乾かしました。

2日目、雨が降る中、濡れないようにそーっとそーっと。
朝ごはんと昼ごはんでおこした火の中に。
いくつかはやはり割れてしまったのですが、きれいに焼き色がついたものも！

出来上がった土鈴を手に取りながら、「割れちゃったけど、割れた形もいい感じかも。置き物にできるよ！」「縄文時代の人はこんなに苦労したんだな。焼くための火を起こすのも大変だし。」「壊れやすいからそーっと持たなきゃ」と、自分で苦労して作ったものは想いがたくさん詰まっているし、壊れやすいからこそ大切にしなきゃ！と話していました。

土鈴作りは、縄文時代のほんの一部分の体験でしたが、何千年も前から音楽が人と共にあったことを知り、土鈴を作って（ちょっとオーブンという文明の力も使ってしまいましたが・・・）触って、縄文人が土鈴にどんな想いを込めていたのか、カラカラっと音を鳴らしてどんなふうに楽しんでいたのか、少しだけでも縄文時代と、縄文人と繋がったような体験ができたかなと思います。

紗也佳

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【海校ダイアリー】みなさん、好き

【海校ダイアリー】
みなさん、好きなものはなんですか。
夢中になれるものありますか。

やってみたらあんまり得意じゃなかった！好きじゃなかった！と思うことももちろんあるけれど、やってみないと分からない。

夢中になれる事が一つでもあると、それを通して「できて嬉しい！」「できなくて悔しい！」「できるようになるまで頑張りたい」「もっと難しいものもできるようになりたい」とたくさんの感情がうまれます。
真剣な目で、キラキラした目で挑戦している子どもたちって本当に良い顔をしています。
子どもの時は得意じゃないと思ってたことも大人になってやってみたらおもしろい！と思うことも。
まだまだ諦めずに子どもたちと一緒に挑戦したい！と思っている私です。

●マイプロ発表
「けん玉のコツ」3年生
けん玉に出会ってから上手くなりたいとコツコツコツコツ、手にマメを作りながら練習を積み重ねてきた3年生！
年末のけん玉検定の結果は・・・見事合格！！なんと2級だけでなく、1級まで合格しました！
努力が見事結果に結びつきました！
マイプロ発表では、みんなにもけん玉の面白さを知ってもらいたいと、けん玉の始め方や、技のコツについてまとめました。
そして次のマイプロは、なんと縄跳びチャレンジ！またまたコツコツ練習しています。一緒になって私もできるかチャレンジしているけれど・・・。冬の縄跳びは当たると痛い！！
さあ！できるようになるかな！？3年生の挑戦はまだまだ続きます。

「危険生物図鑑」1年生
生き物が大好きで、いままでも恐竜や北極動物を調べて絵を描いて図鑑にしてきた1年生。
「今までの図鑑は画用紙に描いてきたけれど、小さい本にまとめて、持ち歩いたり後からどんどん書き足したりできるようにしたい。」と、今回は小さい本に自分の好きな危険生物をまとめて描いていました。
驚いたことは、絵を模写する力がすごくついていたこと！図鑑を見ながら描くことはとても難しくて、思ったように描けないと何度も何度も消しては描き直して、図鑑と自分の絵を見比べて、それを繰り返すことで模写する力がグン！とついていました。
そして見様見真似で書いていた漢字も上手に書けるように。絵を描く力、文字を書く力、この図鑑シリーズでしっかり身についていました。「なんだか上手く描けた気がする。」と本人も納得の自分だけのミニ図鑑が出来上がり。
まるまる1冊と2冊目にも突入して、余ったところはまた描きたい生物が見つかったら描き足すそうです。

継続は力なり。やり続けるって大事、ですね。

紗也佳

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#マナビノキ #NPO #湘南#鎌倉 #逗子#葉山#探究 #学び #主体性 #子供 #教育 #小学生 #生きる力#アフタースクール#自分らしく#研究 #自由研究#好きなこと#けん玉#縄跳び#図鑑

【山校ダイアリー】

3月入り、子どもたちも今年度のまとめ「ベストマイプロ」の作成に入っています。
「ベストマイプロ」は、1年の最後に自分で自分の1年間のマイプロを振り返るという活動です。
子どもたちは、自分で自分の「ベスト」を選びます。
ベスト（Best）は、「最も、１番」という意味ですが、何が「１番」かはその子によって違います。
１番頑張った、１番大変だった、１番納得できた、１番達成感があった・・・など、子どもたちにとって、１番〇〇だったことを選び、決める。それこそがマナビノキの「ベストマイプロ」です。

振り返る時には、壁に貼ってあるマイプロの表を見たり、毎回書いている「マナビノキロク」を読み直したりしながら、自分の1年間のマイプロを思い出します。
子どもたちがまず見るのは自分の「写真」です。「なんかこの頃の顔と今の顔が違う！」「まだ小さい！」など、自分の見た目の成長に気がつきます。子どもの成長は早いので1年前の写真でも、全然顔つきも体つきも違うんですよね。
「大きくなってる！」それだけで子どもたちは嬉しい気持ちになります。
さらにそこから、「あぁ、この頃、このマイプロしたな」「大変だったよね、このマイプロ」と写真と共に、自分の行動や気持ちを思い出していきます。

実際に体験したことや経験したことは、人から聞いたり、本で読んだりしたことに比べると、ずっと思い出に残ると言われています。小学校の頃の思い出を聴いた時に、日々の授業の内容は全く覚えていないけど、何かを育てたことや、運動会に向けて練習したこと、学習発表会に向けてみんなで考えたことなど、ほとんどの人が、そういった体験活動が記憶に残っているはず！
昔の曲を聴くと、ふわっとその時の気持ちを思い出すこともありますが、人はやっぱり五感と共に記憶しているんだと思います。

ベストマイプロを仕上げることも大切ですが、「どれが自分のベストかなぁ」「この1年ぼくは何を頑張ったかな？」「私はどんな成長をしたのかな？」と自分で思い出すプロセスが、私はベストマイプロを作る活動の中で１番大切なことかなって思います。

自分で決めて、自分で選ぶことの先に、自分への自信、成長への気づきがあります。
人に価値づけられるよりも、自分自身が自分のことを認め、褒めてあげられるようになると「自分らしさ」にも気づくようになります。そして、自分で自分を知ることが、次のなりたい自分へもつながっていきます。

この1年でこんなことができるようになった、こんなところが成長した、それは、自分が考えたり、苦労したり、頑張ったからだな！そう自認できれば、きっと来年は、もっとこうしたい！もっとこうなりたい！と、いう気持ちに繋がっていくはず。そうやって、自分で自分のコマを進められるようになることこそが、探究ですね！！

#マナビノキ #NPO #鎌倉 #逗子#葉山#探究 #湘南#学び #学習 #教育#子ども #生きる力#探究プログラム #探究スクール#鎌倉アフタースクール #鎌倉習い事 #野外体験 #鎌倉自然体験 #鎌倉民間学童 #鎌倉実験教室#小学生#春休み

【マナビノキ　サマープロジェクト④アウトドアクッキング＠あずまの森】
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サマープロジェクト④のアウトドアクッキングでは、自分たちで「作ってみたい！やってみたい！」を実現するために、本やインターネットで作り方や使うものなど調べ、調達し、それをみんなに伝えるために、しおりにしてまとめるという活動を行いました。課題を見つけ、情報収集し、整理分析してまとめる、こういった一連の活動が、普段から子供達が取り組んでいる探究的な学びです。普段は「マイプロ」として個人で行うことが多いですが、夏休みなどの長期休みには、こうしてみんなで１つのプロジェクトを行うことができます。みんなで探究することの良さというのも、子供たちには実感してほしいなと思っています。
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そんなアウトドアクッキング最終日は、「あずまの森」プレゼンツ、ピザ作りに参加してきました。２日間、自分たちで考えた子供たち。今度は、自分たちのために準備をしてくれているということにもワクワクドキドキしていたようです。
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「あずまの森」は、その名の通り、東さんが個人で所有されている秘密の森です。
自分たちの手で少しずつ森を整備しながら、小屋やトイレ、テーブル、ビオトープ、ピザ窯、テントサイトなど手作りで作られている、アットホームな、そして秘密基地感満載の場所です。二子山のハイキングコースに隣接している森の中にある場所ということもあり、原生林そのもの。逗子の住宅街から少し入っただけとは思えないぐらい、自然を味わえました。
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子供たちも「え？どこにあるの？本当にこっちなの？」とドキドキしながら山道を進みましたが、「あずまの森」にたどり着くと、「涼しい！」「ハンミョウがたくさんいる！」「ミヤマカラスアゲハじゃない！？」と大喜びでした。
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まずは、穴を掘ってかまどづくり。よく燃える杉の葉をみんなで集めて、ファイヤースターターで火をつけました。穴を掘る人、杉の葉を集める人、火を起こす人・・・サッと分かれて行動できるのも、マナビノキの子たちのいいところ！あっという間にたくさんの杉の葉が集まり、火が起きました。少しずつ大きい枝を入れて、いい火加減になったところで土鍋をセットします。
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上のピザ窯でも火を炊きます。こちらは、前日に雨が降ったこともあり、杉の葉が湿っていてなかなかつきませんでしたが、なおきさんが乾いた杉の葉をもってきてくれて、どうにか着火。それぞれ思い思いにピザのトッピングをして、ピザを焼きました。
ソーセージ、コーン、しらすなどたくさんの具材を用意してくれていて、子供たちも「こんなに準備するの大変だよねー」と話していました。自分たちが企画することもあるからこそ、わかることです。
やってもらうことが当たり前ではなく、企画をしたり、準備をしたり、実際に実行をしたりすることは、とても大変なことで、感謝の気持ちをもつことが大切です。
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みんなで掘ったかまどで炊いた土鍋ご飯は、ふっくらしててとても美味しく、ピザ窯で焼いたピザもカリカリだったり、モチモチだったりと炭の火加減によってピザの出来も違っていて、ピザ窯ならではの美味しさを味わうことができました。
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穴を掘る、焚き火をする、火を起こす、食べ物を作るなどの野外活動。
マナビノキでは、設立当初からこうした活動を行っていますが、主体的に動く、考える、実行する、仲間と協力するといった点でも、衣食住など自らの生活をつくっていくという点でも、教育の原点だと私は思っています。
ただ、近年、こうした活動がどんどん制約されていて、火おこしができる場所、野外活動ができる場所が随分減っているのはとても残念なことだと思っています。
そうした中、今回の「あずまの森」のように私有地でありながらも、子供たちの活動のために場所を提供していただけるというのは、とてもありがたいことです。
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この夏も、キャンプを含めて子供たちとはたくさん火を起こし、自分たちで自分たちが食べるご飯を作りました。今の時代は、ボタンを押せばコンロの火がつくし、レンジで温められる、それが当たり前です。でも火おこしを１からやるとなったら、枝集めから始まり、火がついてもなかなか大きくならずに消えてしまうこともあって、それだけで一仕事。
そこからさらにそこから野菜の皮を剥いたり、切ったり、ご飯を炊いたり・・・本来、食事は、食事を作るだけでとても大変なことです。でも、その１回１回の食が自分の体を作ります。筋肉や血液も作るし、脳の働き、目や耳などの感覚機にも関わる。「生きる」上で、とても大切なことなんです。
そんな「食」の大切さはもちろん「自分でつくって自分で食べるご飯は最高に美味しい！」という喜びをこれからも子供たちとは共有していきたいです。
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知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！
https://www.manabinoki.org
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【マナビノキ　5月　ワークショップお知らせ！】
新緑の季節がやってきました！
春から初夏へと移り変わるこの時期、自然の中で心も体もリフレッシュしませんか？
5月は、2つのワークショップを開催します！

自然の中で「つくる」「あそぶ」「つながる」
みんなで楽しい時間にしましょう！

■5/10(土) バードコールワークショップ
木のパーツと金属のねじを使って、自分だけの「バードコール」を手作り！
音を鳴らせば、森の鳥たちが反応してくれるかも
鳥との会話を楽しみながら、五感をフルに使って自然とつながるひととき。
完成したバードコールはお持ち帰りいただけます。

お申し込みはこちらのリックをタップ！
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdXp33U7R-NldWJm4ev4wfSluxMbSdz2Csnq3CGqEfho7b21w/viewform

■5/24(土) チャンバラ合戦2025
前回2023年開催も大人気！全身を使って楽しむ本気のごっこ遊び「チャンバラ合戦」。
スポンジ製の刀を持ってチームで協力しながら相手の“命”を狙え！
ルールはシンプル、でもめちゃくちゃ盛り上がります！！
勝っても負けても楽しい、笑顔があふれる体験です。

当日は動きやすい格好でお越しください！

お申し込みはこちらのリンクをタップ！
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKmX1wPYNs2AnvImQ7txuSr5LLCOy2WnjhVvUA4K2wANe44g/viewform

【当日の詳細について】
参加には事前申し込みが必要です。
定員に達し次第締切となりますので、お早めにどうぞ！
当日の詳細は個別にご連絡を差し上げます。

マナビノキと一緒に、自然の中で最高の思い出をつくりましょう！
皆さまのご参加をお待ちしています！

知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！
https://www.manabinoki.org
お申し込み・お問い合わせは
manabinoki.1st@gmail.comまで

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【海校ダイアリー】海校でも、料理

【海校ダイアリー】
海校でも、料理マイプロをする子どもたちはたくさんいます。
「食べること」は日々の生活に欠かせないこと。
作ってみたい、食べてみたい、興味、関心を持つ子どもたちは多いです。
今回は食に関するマイプロをご紹介！

「とにかくじゃがいも料理」4年生
人生で1番好きなものがじゃがいも！僕の頭の中の野菜グラフは84%がじゃがいもというくらいのじゃがいも好き。
たくさんじゃがいもを調理して食べたい、みんなにも美味しさを知って欲しい！
蒸す、揚げる、炒める、デザートにする！？
どんな調理方法にしてもじゃがいもは美味しいんだ！！ということをとにかく証明したマイプロでした。
スライドのまとめ方もじゃがいも愛がひたすら伝わる面白い発表でした。
発表ってみんなに伝わって興味を持ってもらえらように楽しくするのも大事！
ポテト食べたいな、ってお腹がなるようなそんな発表でした！

「嫌いな食べ物を食べるには」1年生
ナスとかぼちゃとバニラアイスとエビが嫌い。
でもせっかくなら美味しく食べられるようになりたいし、みんなともっと食事を楽しみたい。
好きとは反対の嫌い！だけどそれを調理して食べられようになりたい！
まずはどうして嫌いなのか、一つ一つ考えてみることに。
ナスはむにゅってするのが・・・
かぼちゃは繊維とねろっとするのが・・・
エビはプリッとするのが・・・
味は嫌いじゃないのにとにかく食感が苦手なんだということが判明！
食感をなくしたら食べられるかも！
むにゅ、ねろっ、ぷりっ、としない調理方法を調べると、揚げたり、薄くしてオーブンで焼いたりしてとにかくカリッとさせること。
かぼちゃは味付けもほとんどせず薄ーく薄ーく切ってオーブンで焼いただけで、美味しい！！と食べられるようになりました。
バニラアイスは甘すぎるのが苦手だから砂糖の量を減らして自分で作ると大成功！
お母さんや自分が作るときに見やすいように、作り方を本のようにまとめて発表しました。

好きなものをもっともっと美味しく食べたい！
嫌いなものを美味しく食べたい！
反対？の動機から始めた2人の料理マイプロ。
でも思いは同じ。
毎日の食事、どうせなら楽しく美味しく食べたい！
その気持ちは大人も子どもも同じですね。

紗也佳

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【2/15探究ワークショップ知られざる鎌倉！知ってそうで知らない大船散策！ワークショップ】

今回のワークショップは、朝比奈切通ハイキングに続き、鎌倉の知られざるスポットを歩こう！第2弾として、大船散策ワークショップ！でした。

大船駅から常楽寺、高野の切通を抜け、六国見山の展望台へ。そこから鎌倉湖畔、散在ガ池森林公園まで歩くというルートでした。

私は大船に住んで約20年ですが、実は一度も行ったことのない場所ばかり！
バスが走っているので、常楽寺や、鎌倉湖畔という名前は知っているのに、行ったことがない！行ってみたい！そんな場所でした。

まずは常楽寺へ。
大船から10分ほど歩くと住宅街の中、バス通りに面している場所にあります。
参道を進むと山門があり、大船の由来になった？(諸説あり)とも言われる「粟船山」の額が掲げられていました。
大きな石が積まれた北条泰時の墓石もあり、「昔のお墓かな・・・」と子どもたちも静かに手を合わせました。
手入れの行き届いたとても綺麗で静かなお寺で、心がすっきりした気がします。

常楽寺から大きなお屋敷を抜け、5分ほど住宅街の中を歩くと、え？ここ？と、私も下見で迷子になってしまったくらい住宅街に紛れた入り口を入ると急に切通！
「この壁ポロポロ落ちるね！」「こんなところにこんな道が！？」
何とも不思議な感覚に襲われながら切通の中を歩きます。

切通を抜けるとまた住宅街に。
住宅街と住宅街をつなぐようにひっそりと通された高野の切通はいつ頃開削されたのか分かっていませんが、鎌倉市中を経由せず、尾根道をいくバイパスのような道だったのでは、と言われています。

切通を抜け、高台にある住宅街を歩くと、六国見山に登る入り口が見えてきました。
六国見山はかつて、山頂より「相模、武蔵、伊豆、上総、下総、安房」の六国が望めたことから名が付いた場所です。
展望台まで頑張って登るともう暑いくらい！上着を脱ぎながら、「気持ちいいねー！」「あ！逗子マリーナ！家見えるかなぁ」「あれってもしかしてスカイツリー！？」
遠くまで見渡せる景色を堪能しました！
この日はあいにく富士山は見えず残念でしたが、歩いて暑くなった体に、冬の冷たい空気がとても気持ちよかったです。
ずっと景色を眺めていたいところですが、六国見山はここが山頂ではありません。「えー！山頂じゃないの！？」と驚きながら出発です！
しばらく山道を歩くと、小さな小さな山頂の文字。ひっそり現れた山頂も通り過ぎ、まだまだ山道を歩きます。
「山歩くのって楽しいな〜！」「こういうところはお尻で降りる！」ゲームも何もなくて、ただ山を降りる！それだけでも本当に子どもたちは楽しそう！
山を抜けると、ここから鎌倉湖畔までまた住宅街を歩きます。
大きな家が建ち並ぶ道を歩くと、散在ガ池森林公園が見えてきました。
散在ガ家森林公園は、安政の頃、この地域を裏今泉と称し、すべて今泉山称名寺の持山で、江戸末期の住職がこの域を大船、岩瀬、今泉の3部落に無償で分与していたため、この山を『散在の山』と呼ぶようになったと伝えられています。

池まで歩く散策路には所々に看板があり、「森のふゆじたく」「陽樹と陰樹」「強い虫と弱い虫」など森や生き物に関することが書かれていました。
看板を見つけては、「かぶとむしが1番強いらしい」「ホオジロのさえずり、何これ！おもしろい！」と、みんなで楽しみながら鎌倉湖へ。
鎌倉湖は、土曜日でしたが、ほとんど人もいなくて本当に静かな空間でした。

湖の奥の方から太陽の光が差し込み、鴨が並んでスーッと泳いでいて、大きな鯉が何匹もいる。そんな静けさ漂う隠れたスポット、鎌倉湖が今回のゴールでした。

今回は大船から歩きましたが、大きな駅、賑やかな商店街、たくさんの住宅街、そんな中、昔のまま残されてるお寺や、切通、山々がある。昔の雰囲気を守るように、でも現在を生きていく鎌倉の姿をいつも感じます。
六国見山を抜けた後、今回は今泉に足を伸ばしましたが、天園ハイキングコースに入り、明王院、覚園寺、瑞泉寺など鎌倉の方へ抜けていく道もたくさんあります。
まだまだ「知られざる鎌倉」で行ったことのない場所、隠れた鎌倉の魅力を発見して行けたらいいなと思います！

紗也佳

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【2/1探究ワークショップ　手作りますで鬼は外！節分ワークショップ】

2月最初のワークショップは、節分の豆まきに使う「枡」を手作りしました。

まずはそもそも節分ってなに？を学ぶところからスタート。

節分とは、季節をわけるという意味で、二十四節気では立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを指しますが、
今では立春の前日だけを節分と呼ぶようになりました。
昔の日本では春が一年の始まりとされていたために、今でも立春の前の節分は特別な日なんですね。
今でいう大晦日みたいなものだと思うと、大切な節目だったことがわかります。
また、季節の分かれ目には、悪い鬼がやってきて災いや病気をもたらすと考えられていたことから、節分の行事をするようになったそうです。

子どもたちからは幼稚園や保育園の時の節分で、ものすごい怖い鬼が来たんだよ！なんて話もありました。
でも、この鬼は本当にいるわけではなくて、災いや心の中の悪いことを引き起こす「鬼」ってこんな姿なんじゃないかな？と昔の人が想像して描いたものなんだよと話しました。
鬼はどこにでもいて、子どもの心の中に入ってくることもあるんだよ。
なきむし鬼、おこりんぼう鬼、やだやだ鬼とかみんなの中にいない？
これから豆まきをする前に、退治したい鬼を書いてみよう！と言ったら
出てくる、出てくる。。。
「泣き虫鬼！」「わがまま鬼！」「忘れ物鬼！」なんてかわいい鬼から、
「テレビ見過ぎ鬼！」「you tube依存鬼」「ゲームしすぎ鬼」なんていう現代っ子ならではの鬼も。

お正月には今年の目標を考えますが、節分では、自分の中の直したいところを振り返る日なんだな、と思いました。
最近は褒めて伸ばそう！いいところを伸ばしていこう！という教育が主流ですが、
こうやって自分の改善点をを見つめ直すのも必要なことだな、と感じました。。
それを鬼のせいにして、豆を投げて退治して、新しい自分になろう！と思えるのも、いいところかもしれません。

さて、いよいよ枡作り！
ますはもともと計量カップのような役割でしたが、大切な米や豆を計っていたことから
おめでたい席でも使われるようになりました。
また、「増す」「益す」にも通じたり、枡の組み方を上から見ると「入」の字に見えたりと、「縁起物」として考えられるようになったそうです。

今回は割と簡単に組み立てられるように準備していたのですが、、、
「上から見たら「人」になってた！」「あれ？正方形にならない！」「底がピッタリつかない！」と
わちゃわちゃしながらの枡作りでした。

組み立てたら、思い思いの柄を描いていきます。
縁起がいいものがいいな！と富士山や鶴、亀を描いたり、
梅や桜など春の花を描いたりと
それぞれの思いのこもったますが出来上がりました。

そしていよいよ鬼退治に出発です！
病気や地震が来ませんように！
おこりんぼ鬼、You tube依存鬼をやっつけるぞ！と気合十分。
思いっきり走って、鬼退治！（もはや鬼ごっこ！？）
鬼は外！と容赦なく豆をぶつけて、鬼を制圧しました笑

鬼を退治して、すっきりと新年を迎えられたかな？

節分をきっかけにそれぞれのマナビノタネが芽を出す春になるといいな、と思っています。

マキコ

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【海校ダイアリー】
11月23日と12月7日に入会説明会が行われます。
今の1年生たちが昨年の説明会に来てくれてからもう1年！
「発表できるかな・・・」「前に立つなんて無理だ！」と言っていたのは遠い昔のよう。
「次、絶対発表したいからがんばる！」「早くマイプロしたいから勉強終わらせなきゃー！」と発表やマイプロを重ねることで、自信もつき、自分がやりたいこと、やるべきこと、がだんだん分かってきた1年生。
1年の早さにびっくりしながらも、たくましく成長している姿に嬉しい気持ちになります。

⚫︎そんな1年生たちのマイプロ発表！

「怪物ダンサーズ」1年生
怪物が回すと動くってどういうこと？
仕組みが知りたくて、なんでだろうと考えながら作りました。
菜箸にストローをつけて、大きさの違う丸く切った段ボールの上に乗せることで動くはず・・・だったのですが、やっぱり本の通りにはいきません！丸いダンボールを分厚く切ってみたり(ダンボールが硬くてそれが1番大変だったそう！)いろいろ工夫しますがうまくいかず。違う本にやり方が違うけど同じように動く仕組みが載ってるよ！！ということで、今度は針金をグニャグチャにしてつける方法でチャレンジ！動いた時は満面の笑みでした。
どうして動くのかを自分の言葉できちんと発表できていたのは、なんで動かないのか考えて、何度もやり直したからだね！

「よくまわるコマ」1年生
こまシリーズ第2段。
紙皿で切り方を変えるとどうな回り方をするのか実験です！
下敷きで風を起こして回してみたり、ストローで吹いたり。
下敷きは真上から、ストローは横から拭いてください。とそのコマによってどこから風を当てると回るのかもしっかり説明できました！

「ビー玉めいろ」1年生
みんなで遊べるものを作ってみたい！と始めたマイプロでしたが、迷路って書くのが難しい・・・
ゴールに辿り着かなかったり、行き止まりが少なすぎて、一直線にゴールに行ってしまったり。
なんとかコースができた後は、でこぼこ道を作ったり、壁を作ったり。楽しくなってたくさんでこぼこさせていたら、全然ゴールに辿りつかない迷路になったり。笑
思ったより難しかったけど、みんなが楽しそうに遊んでくれたから、とても嬉しいマイプロになりました！

１年生マイプロまだまだ続きます！
紗也佳

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【3月探究WS　塩釜焼きって何？ふわふわジューシーなタイの塩釜焼きに挑戦！】

3月の探究ワークショップは、豪華に鯛の塩釜焼き！
１人１人鯛を塩釜に包んで焼きました。

鯛の塩釜焼きは、豊臣秀吉が朝鮮出兵のときに玄界灘の鯛を塩で包んで焼いて母親に届けたのが始まりだそう。
当時は、年貢にもなっていたほど高価だった塩をたくさん使うことから、お正月やお祝い事など、おめでたい時に食べられるという風習もあります。また、塩で包み込んで、蒸し焼きにすることで、冷蔵庫がない時代でも保存できる方法としても知られています。最近では、なかなか食べる機会や、見る機会もなく、「塩釜焼き」という調理方法を知らない子も多かったですが、実は簡単にできて、とっても美味しい調理法です。

まずは、塩と卵白をよーく混ぜます。
手で混ぜていると、だんだんと感触が変わっていくのがわかります。
子ども達も「なんか、トロトロになってきたよ！」「あ！次はふわふわしてきた！」と感覚を楽しんでいました。
お菓子作りでは、よく砂糖と卵白を混ぜてメレンゲを作りますが、実は塩と卵白を混ぜても同じようにメレンゲができます。
混ぜているうちに、モコモコふわふわになり、「塩釜の素」が完成です。

次は、天板に、作ったメレンゲで鯛のベッドを作ります。
ベッドの上に、鯛を乗せて、昆布の布団をかけて、最後にすっぽりとメレンゲで包めば塩釜の完成！
隙間が開かないように、端から端までしっかりと包んであげました。
使わなかった黄身を使って、ちょっとお絵描きタイム！
こねたり、絵を描いたり、意外とアートな調理方法です。

２００℃に予熱したオーブンで25分ほど焼いたら、完成！！
出てきた塩釜は、入れる前のふわふわとは違って、カチンコチンに。
「えー！？なんで？」「不思議ー！！」「めっちゃ固い！」と子ども達もびっくりしていました。

そして、ここからが１番の盛り上がり！
トンカチで、塩釜を割って、中の鯛を掘り出します。
少しずつ割れた塩釜から鯛が見えると、「化石の発掘だー」と大喜びでした。
我慢できず、つまみ食いを始める子も（笑）出来立て焼き立てがなんでもおいしいに決まっています。
「すごい！ふわふわ」「めちゃくちゃジューシー」「しょっぱいけど、それがなんか美味しい」と
鯛ほじり？に夢中になっていました。
本当、塩釜で焼くと、食材がなぜか柔らかくて、ジューシーになります。
時間をかけて、蒸らされているからなのでしょう。

「白いご飯と食べたいから持って帰る！」「おうちの人にも食べさせてあげたい！」
とそれぞれタッパーに入れていましたが、時々蓋を開けては食べ、手が止まらないようでした。
楽しく作って、おいしく食べられるのは、最高ですね！

「なんで、焼いただけで塩があんなにかたくなったんだろう？」
「他の食材を入れたらどうなるんだろう？」
「家でもやってみたい！！」
と子ども達の、「知りたい！やりたい！」の気持ちに火がついたようでした。
そうやって次につながっていく、もっとやりたいにつながっていくのがこの「探究」ワークショップです。

身の回りの簡単なものを使って、楽しみながら、学ぶことができる、そんなワークショップを考えていきたいです。
4月からのワークショップもお楽しみに！！

知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！
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