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マナビノキは「知りたい！やりたい！」という学びのタネをマナビノキに育て、自分らしく生きる力を育むために探究型学習を行っている鎌倉のスクールです。

【海校ダイアリー】先ほどスキーキ

【海校ダイアリー】
先ほどスキーキャンプから無事に帰ってきて、今年のマナビノキの活動は締めくくりとなりました。
皆さま、今年も本当にありがとうございました！
海校では、23日大掃除、24日はクリスマスパーティーをしました！
自分のボックスの中を綺麗に片付けながら、「こんなマイプロやったなぁー！！」「懐かしい計算問題出てきた！」とワイワイ言いながら1年を振り返っていました。
道具コーナーも整理整頓をして、来年からも自分たちが使いやすいように考えながら整え、実験コーナーの水回りも、大人スタッフと一緒にこびりついた絵の具を頑張って落としました。
本の修理や、やっぱり窓はピカピカがいいよね、なんて言いながら気になるところを隅々までお掃除！
自分たちが使っている場所を来年からも気持ちよく使えるように、そんな気持ちでみんな頑張っていました。きれいになるってやっぱり気持ちがいいね！

24日はクリスマスパーティ！
楽しみにしていた子どもたちが陽気な格好で帰ってきました(笑)
私も張り切ってクリスマスランチを作り、みんなでパーティ開始！

「今日はサンタさんに何もらうの？」「帰ったらケーキあるかな〜！」そんな話をしながらランチを食べ、その後はみんなで考えたクリスマスゲーム！
フルーツバスケットならぬクリスマスバスケット？クリスマスに関するお題で椅子取りゲームをして、握手ゲーム、ではなくブラックサンタゲーム(鬼じゃなくてブラックサンタ)で盛り上がりました。(罰ゲームは尻文字？笑)

盛り上がったあとは、もちろんしっかりマイプロ！
頭にはサンタ帽を被りながら真剣にマイプロする姿がマナビノキの子どもたちらしいなぁーと本当に微笑ましく、嬉しくなりました。
今年一年、こうして子どもたちみんなが自分のやりたいに向かって全力で取り組めたこと、それを子どもたちと一緒に笑ったり、悩んだり、応援したりできたこと、本当に嬉しく思います。
ありがとうございました！
来年からもまた、海校の子どもたちと、全力で知りたい、やりたいの気持ちにもっともっとぶつかっていきたいと思います！
それでは皆さま、良いお年を！

紗也佳

お申し込み、お問い合わせは
manabinoki.1st@gmail.comまで

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【2024 マナビノスキーキャンプin 長野

【2024 マナビノスキーキャンプin 長野】

１２/２５・２６の２日間、今年も長野県の湯の丸スキー場にスキーキャンプに行ってきました。
昨年は雪が積もるか心配しながらのキャンプでしたが、今年は直前に雪がしっかりと降り、これまでのマナビノキスキーキャンプ史上最高のコンディションと言ってもいいほどの雪質の中、スキーキャンプを迎えることができました。

マナビノキの子どもたたちは、このスキーキャンプのことを別名「ご褒美キャンプ」と呼んでいます。
なぜなら普段のマナビノキャンプは、基本、長時間歩くか登山があり、どれだけ疲れていても、テントをたて、火おこしをして、自分たちで食事を作るということが必須のサバイバルキャンプなのですが、このスキーキャンは、バスで現地まで運んでもらい、楽しくスキーを滑って、その後温泉にも入って、ホテルの方が準備してくれた食事を食べて、温かいお布団で眠ることができるキャンプだからです。

毎年、冬休み入ってすぐ年末に行くことも重なり、1年間マナビノキで頑張ってきた子どもたちが「なんだか１年のご褒美みたいだね！」と言ったことから、スキーキャンプ＝ご褒美キャンプと言われるようになりました。

そんなスキーキャンプ。今年初参加の１年生もたくさんいましたが、いつもスクールでお世話になっているお兄さんお姉さんたちも多かったせいか、安心した様子でバスに乗り込んでいました。
バスの中では、自己紹介タイム。学校、学年、このスキーキャンプで頑張りたいことなど、１人１人話をしました。
その後は、みんなが毎年楽しみにしているビンゴ大会！今年は、バスの運転手さんがバスのモニターでビンゴを写してくれたので、いつも以上に大盛り上がり。ビンゴの景品には、スタッフJunnaが好きなお菓子もたくさん準備していたのですが、どんどんビンゴになる子どもたちにお菓子を取られてしまい、狙っていたお菓子を全部とられてしまうという始末（笑）スタッフと子供達が、普段とは違うラフな関わりができるのも、こう言ったキャンプならではですね。やたらに嬉しそうな子供達でした。
２回休憩をした後は、バスの中でお弁当を食べ、あっという間にスキー場へ到着していました。

ホテルにチェックインを済ませ、早速着替えてゲレンデへ。
毎年来ている子たちは、リフトに乗って、自由にゲレンデをフリー滑走。初めての子や、自信がない子たちは、下の方でまずは練習をしました。八の字にして滑るボーゲンや、スピードが出た時の止まり方など、練習をした子からゲレンデへ。今年は、雪質も本当によく、転んでも痛くないし、板も雪に食い込みやすくて、とても滑りやすかったです。

13時過ぎから16時半までたっぷり3時間滑ることができました。
また、中学生チームや何度もスキーキャンプに来ている子たちは、自分たちで目標を決めて「今年は、パラレルができるようになりたい！」と板を揃える練習をしたり、上手な人を観察して体重移動を真似したりとそれぞれ自分たちの目標に向けて頑張って練習していました。
また最初は下で練習していた子たちも最後は、皆リフトに乗ってゲレンデを滑走することができました。

スキーの後は、温泉に入って体を温めて、夕食をみんなで食べました。そして、夕食後は、研修室で今日の振り返りをしました。
今年のスキーの目標、今日頑張ったこと、できたことできなかったこと、２日目に繋げたいことなど、それぞれが自分の「知りたい！やりたい！」のタネを確認することができました。

マナビノキのスキーキャンプでは、スクールに入るとかライセンスを取るとかではないのですが、子どもたち自身が自分のレベルを知り、次の目標に向けて、自分で考えて取り組むという姿がたくさん見られます。そういった姿が、まさにマナビノキらしいなと感じています。
教えてもらうことは簡単だし、上達への近道かもしれないけれど、自分であーだこーだ考えながら、迷いながら、ま
ずは「あんな風に滑れるようになりたい！」と思い、試行錯誤して取り組むことは素晴らしく、それこそ、まさに「探究」だと思うからです。

就寝前の読み聞かせの後は、それぞれ「明日は、もっとこれを頑張りたい！」「明日は絶対にできるようになる！」と目標を持ちながら、各部屋で就寝しました。
「明日もまたやりたい！」「明日はこれを頑張りたい！」子供達がそんな気持ちで１日目を終えることができたことが、頼もしく、嬉しかったです。
1日目レポート終わり
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知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！
https://www.manabinoki.org
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【マナビノキ　９/16 マイプロ展示会

【マナビノキ　９/16 マイプロ展示会　in MUJIcomホテルメトロポリタン鎌倉】
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今年で２回目となる「マイプロ展示会」が先週行われました。たった１日の開催ではありましたが、100名を超える方々に足を運んでいただき、また子ども達の「マイプロ」を隅から隅まで見ていただけたこと、とても嬉しく思っています。
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今年は、昨年の倍近くの子ども達のマイプロを展示することができました。会場にずらっと並んだマイプロを眺めていると、そのマイプロに取り組んだ１人１人の子ども達の表情が浮かんできました。

・夏休み暑い中、外で汗だくになって実験をしていた子
・うまくいかないと悔しい思いをしながら何度も何度も作り直して実験をしていた子
・普段よりも遅くまで残って、作品を仕上げていた子
・何度も書き直しになっても、くじけず最後まで書き切った子
・これも見てもらいたい、あれも見てもらいたいと思いを膨らませて取り組んでいた子

また、１人１人の子ども達もそうですが、子ども達同士がお互いに励まし合ったり、叱咤激励し合う姿もたくさん見られました。
「そんなんじゃマイプロ展に間に合わないよ！頑張れ！」
「僕もこれだけ書いているんだから、〇〇も書けるよ！」
「集中！集中！」
「やっとここまで来たー」「すごいじゃん！あと１枚だよ」
夏休みや、マイプロ展前は、そんな言葉が海山、両校で飛び交っていました。
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説明会でも何度かお話させていただいていますが、探究型学習は『結果』ではなく『プロセス』を重視した学びです。マイプロ展示会も展示されている「マイプロ」という結果ではなく、その「マイプロ」に至るまでのプロセスを見とってほしい、感じてほしい、そう思っています。その子がなぜその「マイプロ」をしたのか、どう「マイプロ」を進めたのか、この「マイプロ」を通して、どう変わったのかなどです。
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会場で耳を澄ましていると、
「どうしてこのマイプロをしたの？」「これ、書くの大変だったでしょ！！」
「こんなに字を書いて偉かったね」「この絵のタッチは〇〇らしさが出てていいよね！」
という声がたくさん聞こえてきました。
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自分の子だけではなく、近くにマイプロの作成者の子どもがいたら、その子に直接、話しかけて聞いている方もたくさんいました。少し恥ずかしそうにしながらも一生懸命にそれに応えている子もいて、そういったプロセスを大事にするやり取りを見ていると、みなさんが探究型学習について理解を示してくれていて、マイプロ展がただ展示している展示会ではなく、それ以上の意味ある展示会になったのではないかなと思っています。
そういった意味では、どのマイプロも、その子そのものであり、その子の今の姿の現れです。良い悪い、上手下手ではなく、その「マイプロ」の奥にあるもの、その子の思いや願い、その子の成長に目を向けていくこと、どんな思いでこれを作ったんだろう、どんな風に仲間と声を掛け合って作ったんだろう、そう思いを馳せていくこと、それが大事です。
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私が、教育の中で特に「探究型学習」に特化した学びを広めていきたいと思った理由は「探究的に学ぶことの良さ」そのものを多くの方に知ってほしいと思ったからです。
自分でやりたいことを見つけ、自分で一生懸命に考えて、自分で取り組む、そして自分で表現する、この一連のことを自分でできた先にある喜びは、それを超えた人にしかわからない喜びです。
おそらく、それをやってきたことがある大人は、「探究型学習ってそういうことか！」ってスッと入っていくと思います。それは、言われなくても探究しているから。そしてその探究することの良さを知っていて、子ども達にもそうなってほしいと願っているからだと思います。
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最初から全部自走できるなんてことはありません。補助輪付きの自転車で１つずつ補助輪を外していくような、後に添える手を少しずつ軽くしていくような、そういったイメージで、子ども達がいずれ自力で自転車を漕げるように、手助けをしていく、そしてスッと手を離れて行った子ども達が、探究のサイクルを力強く漕ぎ出していく、坂道、凸凹道、難しい道であればあるほど、「やってやる！」と闘志を燃やす、そんな姿が見られたら嬉しいなと思います。
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マイプロ展に臨む子どもたちの姿、また展示を見てさらに学び合う親子の姿をたくさん見ることができ、今年もマイプロ展、「やって良かった！」と改めて思いました。
最後になりましたが、この「マイプロ展」を行うにあたって、会場を快く提供してくださったMUJIcomホテルメトロポリタン鎌倉の方々をはじめ、展示の設営など駆けつけて手伝ってくれた方々、そして何より日々、マナビノキの活動にご理解いただき、子ども達に励ましや応援のメッセージを送ってくれている保護者の皆さん、ありがとうございました。
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マナビノキにとって、このマイプロ展示会そのものも「探究的な学び」のサイクルの１つ！！
これからも、子ども達の学びや子ども達の姿を通して「探究的に学ぶことの良さ」をより多くの人に広めていきたいと思います。
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EMI
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#マナビノキ #鎌倉 #逗子 #葉山 #探究 #探究スクール #湘南 #教育 #子ども #生きる力 #探究プログラム #アフタースクール #マイプロ

【海校ダイアリー】
11月23日と12月7日に入会説明会が行われます。
今の1年生たちが昨年の説明会に来てくれてからもう1年！
「発表できるかな・・・」「前に立つなんて無理だ！」と言っていたのは遠い昔のよう。
「次、絶対発表したいからがんばる！」「早くマイプロしたいから勉強終わらせなきゃー！」と発表やマイプロを重ねることで、自信もつき、自分がやりたいこと、やるべきこと、がだんだん分かってきた1年生。
1年の早さにびっくりしながらも、たくましく成長している姿に嬉しい気持ちになります。

⚫︎そんな1年生たちのマイプロ発表！

「怪物ダンサーズ」1年生
怪物が回すと動くってどういうこと？
仕組みが知りたくて、なんでだろうと考えながら作りました。
菜箸にストローをつけて、大きさの違う丸く切った段ボールの上に乗せることで動くはず・・・だったのですが、やっぱり本の通りにはいきません！丸いダンボールを分厚く切ってみたり(ダンボールが硬くてそれが1番大変だったそう！)いろいろ工夫しますがうまくいかず。違う本にやり方が違うけど同じように動く仕組みが載ってるよ！！ということで、今度は針金をグニャグチャにしてつける方法でチャレンジ！動いた時は満面の笑みでした。
どうして動くのかを自分の言葉できちんと発表できていたのは、なんで動かないのか考えて、何度もやり直したからだね！

「よくまわるコマ」1年生
こまシリーズ第2段。
紙皿で切り方を変えるとどうな回り方をするのか実験です！
下敷きで風を起こして回してみたり、ストローで吹いたり。
下敷きは真上から、ストローは横から拭いてください。とそのコマによってどこから風を当てると回るのかもしっかり説明できました！

「ビー玉めいろ」1年生
みんなで遊べるものを作ってみたい！と始めたマイプロでしたが、迷路って書くのが難しい・・・
ゴールに辿り着かなかったり、行き止まりが少なすぎて、一直線にゴールに行ってしまったり。
なんとかコースができた後は、でこぼこ道を作ったり、壁を作ったり。楽しくなってたくさんでこぼこさせていたら、全然ゴールに辿りつかない迷路になったり。笑
思ったより難しかったけど、みんなが楽しそうに遊んでくれたから、とても嬉しいマイプロになりました！

１年生マイプロまだまだ続きます！
紗也佳

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【1/11探究WS 新年ハイキングと朝比奈熊野神社を参拝しよう！】

2025年、最初の探究ワークショップは新年ハイキングをして、熊野神社に参拝しよう！でした。

マナビノキ山校から鎌倉七切通しの一つ、朝比奈切通を通り、熊野神社にて参拝、その後、果樹園展望台までハイキングというコースです。

朝比奈切通は六浦から鎌倉に物資、特に塩を運ぶ重要な道だったと言われていますが、そんな古道の雰囲気をそのまま残されている貴重な切通です。

マナビノキ山校を出発して、車が通る道をしばらく歩きます。コンビニもあり飲食店もあり、そんな古道なんてどこに？という雰囲気ですが、十二所のバス停を過ぎるといつの間にか静けさの漂う道に入っていきます。
体感温度も1.2度下がったかも、と思うくらいひんやりした空気を感じると、まずは梶原大刀洗水が左手に見えます。
ここは梶原景時が大刀を洗ったとされるところです。
さっきまでいつものガヤガヤした道を歩いていたのに、一気に鎌倉時代にトリップしたかのよう！
「ここで血の刀洗ったのか・・・」なんて言いながら進むといよいよ朝比奈切通に入っていきます。

大きな石の間を湧き水が流れていき、両脇の切通の壁には当時のノミ跡がしっかりと残されています。
「ここの石が丸くへこんでいるのは馬が駆け上がった足跡じゃない？」
「ここに穴が空いているのはなんでだろう。寝たのかな」
「見て！こんなところに大きな石！座って静かに瞑想したのかも！」
「この傷は刀で切られた跡かもしれない・・・」
この道でどんなことがあったのか、どんな人が通っていたのか、思いを巡らせながら歩きます。

切通がパッとひらけた？と思うと、突如右手に熊野神社の石看板があらわれました。
「わぁ！本当に突然神社がある〜！」
「光がさしてなんて幻想的〜！きれい！」
と見た瞬間心が奪われるようななんとも神秘的な景色でした。
本殿までの山道は、霜が降り、辺りは薄ら白く、また気温が少し下がったような、そんな雰囲気でした。
本殿に着くと、「2回お辞儀をするのだったかな」
「住所を言わなきゃ・・・」
と参拝の作法を確認してみんなでお詣りをしました。

参拝した後は果樹園まで狭い山道を登ります。
ガサガサ！と音がすると「野犬かも！？」と動きをとめ、「チチチ」と声がすると、「緑の可愛い鳥がいる！」と、そーっと観察しました。
自然の音、匂いを楽しみながら果樹園展望台まで頑張って歩きます。

景色がさぁーっと広がると左手に綺麗な富士山が！
「わあー！すごい！！雲ひとつない！」
「ヤッホー！！！」
大人も子どもも、澄んだ空気の中キレイにくっきり見える富士山に疲れが一気に吹き飛びました！
土曜日は見事な快晴！富士山の反対側は東京湾と房総半島。そんな絶景の中、日進堂のパンをみんなで食べ、ゆっくりと時が進むような、そんな贅沢な時間を過ごしました。

今回のワークショップは、山校を出発し、朝比奈切通を抜け、熊野神社で参拝、果樹園展望台の絶景を楽しみ、山校に戻るという2時間半のハイキングでした。
山校に帰ってきた後も、「すごく良かった！」「こんな近くにこんな素敵な場所があるなんて！」「また神社に参拝に行こうと思う！」という感想が聞けました。
心がなんだかスッキリしたような、そんな2時間半の鎌倉時代ミニトリップでした。

鎌倉は、観光地でもありたくさんの人が行き交い賑やかな場所ですが、一歩入ると昔の面影を色濃く残した場所もたくさんあります。
今回参拝した朝比奈熊野神社は、源頼朝が鎌倉幕府を守護するために勧請したと言われています。車で行くことはできず、歩いて登った人しか参拝できないので、鎌倉幕府を守ろうとするその雰囲気そのままが残されていますが、山の中にあるということもあり、お賽銭が盗まれたり悪戯をされたりすることもあるようで、今はお賽銭箱が撤去されていました。
今を生きる私たちが切通を通り参拝することは、その古道を道として残し、神社を守っていくことにつながるので、朝比奈切通と熊野神社をたくさんの人に知って欲しいと思います。でも、鎌倉時代をどんな思いで生きたのか、その時代を踏みにじることがないように、私たちは次の時代に繋いでいかなければいけないな、と改めて思ったワークショップでした。

紗也佳

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【11/23 第１回入会説明会】・１１月

【11/23 第１回入会説明会】
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１１月２３日（土）マナビノキ入会説明会を行いました。ご参加のみなさま、ありがとうございました。

今年も、説明会では、マナビノキの設立趣旨、ビジョン、めざす子どもの姿、活動概要などについて話をしました。
また「探究型学習」についても、どのような学び方なのか、どのような力がつくのかなど、お話しさせていただきました。

今回の説明会に向けての事前アンケートの中でも「探究型学習に興味がある」と答えていた方が多く、「探究的な学び」や「探究学習」という言葉が少しずつ広まっているのかな、と思うと嬉しく思います。
今回の説明会でも、熱心にメモをとりながら話を聞いてくださっていたのが、とても印象的でした。

Windows９５が出てから、約３０年。インターネットは一気に普及しました。当時、私は中学生で、大きなデスクトップパソコンしかありませんでしたが、それでも、「この画面を通じて、世界と繋がることができるんだ！」とワクワクした気持ちは今でも忘れません。

とはいえ、今から思うとあんな大きなパソコンに小さな画面、スマホもなく、PHSを喜んで使っていた時代。昭和と令和と比べて、まるで大昔のことのように言われますが、私たちは、まさにその時代の変化の中を生きてきました。

インターネットって便利だなと思いながらも、アナログの良さに惹かれたり、チャットGPTを使いながらも、やっぱり何だか変な言い回しだな・・・と感じたり、両方の時代を知っているからこそ、苦労すること不便なことの中に、人のアイデアや想像力や想像力が生まれたり
どうにかしようと必死に思考したり、行動したりすることもあったと感じています。

一方、今の子どもたちは、生まれた時からそういったものが当たり前にある中で暮らしています。
あらゆるものがインターネットとつながっている時代。家電や時計を含め、２０４０年には１人１０００台のものガジェットを使いながら生活するようになるとも言われています。
技術革新が進むほど、変化のスピードが加速していく・・・。
我々が生きてきた時代とは、明らかに違う時代を生きていく子どもたちに一体何を伝えればいいんだろう、自分たちが生きてきて「よかった」と思うことをどういう形で継承できるのだろう、と考えてしまいます。

そういった思いや願いもあり、マナビノキでは、「自分らしく生きる力を育む」ということをビジョンに掲げています。

「自分らしく生きる」というのは、とても抽象的です。
なぜなら「自分らしさ」というのは、答えも正解もなく、何だかわからないことがほとんどだからです。
そう考えると、「自分らしさ」というのは、自分しか定義できないものであり、実は自分が「自分らしい」と思えば、それでOKだったりするのかもしれません。
つまり、「自分らしく生きる」ということは、自分が自分に対し、”I’m O.K.” と言えるかどうかということです。

・日々、自分に目標を立て、目標に向けて、コツコツと粘り強く頑張っているか？
・友達や仲間と信頼関係を築きながら、協調、協働して取り組めているか？（仕事も遊びも）
・自分のことを大切にしているか？今の自分に自信をもっているか？
・何事にも前向きな気持ちで取り組めているか？チャレンジできているか？

こういった問いを自分に投げかけた時に、YES！と言える状態が、「自分らしく生きている」と言えるのかな、と思います。

後は、この先、どんな風に社会が変化するのかわからないけれど、その変化に対応できるような柔軟な姿勢、頭の柔らかさ、順応性みたいなもの、レジリエンス的なものを身につけておけば、どんなことが起きても、乗り越え、楽しめる力になるのかな、と思います。

「予測不能な未来社会」というキーワードを「怖い」「恐ろしい」で捉えるのではなく、何が起こるかわからないけど「ワクワク」「ドキドキ」で捉えられるような、そんな教育を目指していきたいなと思います。

次回の説明会は、１２月７日、山校で行います。
皆さんのご参加、お待ちしています！！

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【かまくらマナビノキ合唱団　神奈川県合唱祭】
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先週の日曜日、今年度初舞台「神奈川県合唱祭」に出演してきました。場所は、神奈川県立音楽堂。神奈川県のNコンの予選の舞台です。ここに来ると、泣いたり笑ったり喜びあった色々な思い出が胸をよぎります。
あの頃一緒に歌った子どもたちは、もう立派な社会人。
なんだかんだで、児童合唱に携わり１４年・・・早いものですね。
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さて、今回歌った曲はトトロでお馴染みの「さんぽ」という曲と、それこそ当時の合唱団で歌ったNコンの課題曲「いのちのいっちょうめ」という曲。
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4月になったので、発声、発音、腹筋、鼻濁音など基本練習に戻り、ユニゾンの部分と基本的なハモリが多く、子どもたちも元々知っている「さんぽ」を選曲しました。
「さんぽ」は様々な編曲が出ていますが、「くしゃみザウルス」の横山潤子先生の編曲のものを歌いました。（そして、前回の大田桜子先生に続き、またしても横山先生が指導講評に！？）
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また「新しいクラスで友達ができたり、電車で席を譲ったり、２５m全部泳げたり・・・」という歌詞がかわいらしい「いのちのいっちょうめ」という曲は、「新学期に色んなことに挑戦していこう！」という意味で選曲しました。
ドキドキワクワクで新学期をスタートした子どもたちの思いとリンクしながら、4月から３ヶ月間、練習してきました。
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昨年度に続き、今年度も中学生へ進学した子どもたちが団員の中に多くいたこともあり、ギリギリまで出場できるかできないかという状況で練習もしていたのですが、
結果、今回の合唱祭は、中学生がいないという事態に・・・。小学生の子達もどこかで「中学生の子達が本番には来て歌ってくれるだろう」と思っていたのでしょう。（私も思っていましたが・・・）いざ、２週間前になり、中学生が誰も出られないということを知り、みんないつにない真剣モードで練習をしていました。
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「家で毎日イヤフォンで聞いて練習した！」
「上手な合唱団の演奏を聞いてイメージしてる！」
１週間に１回、1時間しか練習できない、私たちにとってはそういう子どもたちの日々の意識と練習が大事になってくるんだということを今回改めて感じました。
直前の練習では、ソロで練習したり、オブリガードはまさかの１人！？アルトは２人！？メゾは・・・０人！？なんて状態でしたが、各パート、責任感を持って最後まで練習に励むことができました。
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当日、舞台に立つまでは、１１人でどこまで声を出せるのか・・・いや、昔９人でNコンに出演して、銀賞とってた学校あったよな・・でも、そんな強豪校とうちの合唱団ではやっぱり全然違うのか！？と、私自身もドキドキしていました。
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でも、舞台に立ったらやるしかない！！
ピアニストとも、「いくぞ！」と目を合わせて、「さんぽ」の前奏の間に舞台のみんなとも２回深呼吸して、「あ」の口を開けて、第一声を発声した瞬間。ホール全体に子どもたちの綺麗に響いているのが、わかりました。
「いける！１１人でも全然声響くぞ！」そう思いながら、最後まで歌い切ることができました。
おそらく、みんなも同じ気持ちだったはず！
歌い終わった後の顔が「結構よかったんじゃない！？」って顔をしていました。
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そして、講師の先生からの講評。「１１人とは思えない！すごい！！」「なんで上品なの！？」と大絶賛いただきました。そのほかの講師の先生方からも、きれいな響き、発声、児童合唱の水準を超えている！
などなど、たくさん褒めてもらえました。
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「１１人で歌えるのかなぁ・・・」という不安な気持ちから、「１１人で歌い切った！やり切った！！最高！！」という気持ちへ。
「うーわーえーおー！！」と叫びたいような、
「何かができるって花束のよう！！」
まさにそんな気持ちでした。
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舞台から降りてくる子どもたちの顔もとってもいい顔でした。練習して、舞台に立って、みんなに聞いてもらって、たくさん褒めてもらって、また１つ自信がついたのではないかと思います。
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週末６／１８、今度は、鎌倉市の発表会です。
大船の鎌倉芸術館で演奏します。14時ぐらいかな？
ぜひ聴きに来てくださいね。
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【12/8 探究WS ウッドウィックキャンド

【12/8 探究WS ウッドウィックキャンドル作り】

１２月の探究ワークショップでは、ウッドウィックキャンドル作りを行いました。

実は、私自身キャンドルを集めるのが好きで、昔から色々なキャンドルを集めています。夜、暗い部屋でそっと火をつけ、ゆらゆらゆれる炎を見ていると、１日あったいいことも悪いこともスーッと炎の中に吸い込まれるような気持ちになりスッキリします。
そんなお気に入りのキャンドルがいくつかあるのですが、その中の１つがウッドウィックキャンドル。他のキャンドルと違って火をつけるとパチパチはぜる音がして、目をつむっていても音でキャンドルを楽しむことができるし、木のパチパチする音を聞いていると、なんだか自然の中にいるような気持ちがして落ち着きます。

そんな自分の大好きなウッドウィックキャンドルを子どもたちと「作ってみたい！」と思い、今回は探究WSをしました。

・どんな木を燃やすと、パチパチと音がするの？
・パチパチという音と一緒にシューシューと音がするのは、木の中の水分が蒸発している音？？
・乾いた木よりも湿った木の方が音がなるの？
・木の種類によって、香りは違うの？
・スモーキーな香り、香ばしい香り、ツンとした煙の香り・・・どんな香りがあるんだろう？
などなど。

今回のワークショップでは、そんな「木を燃やすとどんな音がする？どんな香りがする？」についてそれぞれの知りたい、やりたいを探究しながら、ウッドウィックキャンドル作りをしました。

ワークショップの前半は、みんなで枝探しに出発！
落ちている枝を探すために主に下を向いていましたが、見上げると木の葉も赤や黄色に色づき、紅葉も楽しめました。数日間、冬らしい天気が続いていたこともあり、枝を折ってみると「パキッ」といい音がします。
「この枝はどうかな？燃えやすそう！」
「なんかスーッとした匂いするから燃やしたらどんな匂いになるんだろう？」そんなことを言いながら、みんなで枝をたくさん集めて帰りました。

さて、次は実験タイム。自分が拾ってきた枝に火をつけて燃やします。実験とはいえ、火を扱うことにドキドキワクワクしている子供達。「本当につけていいの？」「じゃあ、つけてみるよ！」と枝に火を灯しました。初めはワイワイしていた子どもたちも段々と静かになっていきます。

「なんか音が聞こえたかも！！」「今、パチッってなったよ！」「こっちはシューシューって音がした！」燃える枝に耳を傾けているうちに、集中モードになっていたようです。煙の充満した教室の中で、ひたすら枝に耳を澄ませ、匂いを嗅いだりする状況は少しおかしく、子どもたちも「なんだかあやしい秘密組織の集団みたいだね」と笑っていました。

でも、こんな風に夢中になって実験することってやっぱり楽しいですね。拾ってきた枝に火をつけて、音を聞くとか匂いを嗅ぐとかって、一見地味なんだけれど、実はその地味の中にたくさんの発見もあるし、何より子どもたちの集中力がすごい。今は、色々便利な道具も出てきて、電子機器もあるけど、自分はこういった「自然」とか「はじまり」にあるような、学びがやっぱりいいなぁって思います。

実験を心置きなくした後は、好きな枝（キャンドルに入れる枝）を選び、いざ、キャンドル作り。瓶の中に、お気に入りの枝を配置し、蝋を溶かして流し入れていきます。「クレヨンで色をつけたい！」という子もいたので、クレヨンを削って溶かし入れたり・・・。思い思いのウッドウィックキャンドルを作りました。

最後、出来上がったキャンドルに火を灯してみると、
「シューシュー、パチパチパチ・・・・あ！！音が出たーーー！」と大喜び！ウッドウィックキャンドルが完成しました。

「キャンドルが作れたのも嬉しいけれど、今日はみんなでたくさん実験したことが楽しかった！」とマナビノキ（振り返り）に書いていたこともいて、本当にそうだな！と思いました。

「結果よりプロセス！」というのは、探究的な学びの基本ですが、出来上がったキャンドルそのものが上手にできたかよりも、それを作る過程で、どんなことに疑問をもち、どれだけ考え、どれだけ創造したのか、そういった学びのプロセスを大事にしていきたいと思います。

１月からは、マナビノキ探究WSは、土曜日の午前中となります。子どもたちの興味関心、好奇心のタネをまくようなワークショップになるよう、子どもも大人も「面白そう！楽しそう！やってみたい！と思えるようなワークショップを考えていきますので、ぜひ、ご参加ください！

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【海校ダイアリー】

海校、実はチョロチョロと模様替えをしています。みんなで座る大きい机以外にも、学校机のように1人机をいろんな向きに置いていて、自分がここで集中したい！と思える場所で勉強やマイプロをしていいよ、と伝えています。
不思議なもので、勉強は小さい机で各々やり始めるのですが、マイプロは大きい机でみんなの顔を見ながらする子が多いです。
もちろん勉強もマイプロも大きい机がいい！という子もいるし、マイプロは集中したいからと小さい机でする子もいて、面白いなぁと思って見ています。
自分がどうするのが1番落ち着くのか、集中できるのか、無意識で判断し、行動しているのかなと思います。

⚫︎マイプロ発表
「流れ藻について」6年生
海が大好きな6年生！大好きな海に関するマイプロをどんどんやりたい！と頑張っています。
マイプロノートならぬ、海研ノート！
地元の海でずっと気になっていた流れ藻について詳しく調べたい！
みなさん、浮がついた藻を見たことありますか？
砂浜に時折上がっている海藻。私は特に気にすることもなく、邪魔だなぁーくらいに思っていました💦
流れ藻って一体どんな役割を果たすのだろう。
流れ藻は魚の隠れ家になっていたり、産卵場所になっていたり。生態系にとっても必要なもの！
低学年にもしっかり伝わるようにわかりやすい言葉で発表していました。
2年生の感想でも、「海で見たことがあったけれど、なんなのかは全然知らなかった！」と言っていました。
由比ヶ浜に住んで当たり前のように海に行くけれど、まだまだ知らないことがいっぱい！ですね。

「レーシングカー」1年生
車が好きだから実際に走る車が作りたい。と始めました。
初めは本の通りに、工作用紙でボディ、紙皿でタイヤを作りました。
でも、どうしてもフニャフニャな感じで思っていた走りになりません。
「もっとまっすぐしっかり走ると思ってた...」自分のイメージに近づけるために、「タイヤが良くない気がする！！もっとしっかりさせよう」と作り直し。段ボールを丸に切るのは大変でしたが頑張りました。それでもやっぱり思うようにしっかり走りません。ゴムを変えてみようと、今度は太い輪ゴムに！すると、ゴムの力に負けてボディがペニョっとなってしまいました。
こうなったらもうボディもやり直しだー！タイヤと同じくボディも段ボールで作り直しました。
完成までたくさんやり直すことになったけれど、まっすぐ早く走るレーシングカーに大満足！！でした。

紗也佳

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【山校ダイアリー】
＜自己表現をすること＞

⭐︎頑張る人と頑張らない人の違い（4年生）
頑張りやさんの４年生。大好きな新体操では頑張れるのに、勉強の時はやりたくないなぁと頑張れない時がある。頑張れる人は何が違うんだろう？と感じて調べることにしました。
始めは、頑張れる人の特徴をインターネットで調べてみました。「責任感がある」「真面目」「ポジティブ思考」「完璧主義」などのキーワードが出てきました。その中から自分の性格に当てはまっているものはどれかをみて、「結構当てはまるものが多いから、私は頑張れる方かも！」と気づきました。
次に、頑張ることに関することわざや、名言を調べました。
王貞治からドラえもんの言葉や、「雨垂れ石をうがつ」など先人の残した、諦めないことや努力することに関する言葉から、「小さいことの積み重ねで大きなことを成し遂げられるということがわかった」と、続けることの大切さを学びました。
さらに身の回りの大人に①頑張れない時どうするか②頑張れるコツ③今頑張っていることの３点をインタビューしました。インタビューを通して、頑張るために息抜きをしたり、目標を立てることが必要だと気付いたようです。
このマイプロを通じて、「頑張れなくなった時には、このマイプロで学んだことを思い出して、自分を励ましたい」と結論付けていました。
きっと、今後の挑戦に対しても、自信を持って向き合っていくでしょう。
マイプロ展示会で大人の目も惹きつけていたこのマイプロ。自分の心の中の課題に対して、情報収集、整理分析してまとめていくという、とても実質的な面白い探究となりました。

⭐︎めざせ！さっきょくか（1年生）
クラシックが好きな1年生。ベートーヴェンの運命を聞いて衝撃を受け、そこから色々な作曲家がいることを知りました。そして、「自分でも作曲をしたい！」とこのマイプロをはじめました。
音符を入力すると音を出してくれるアプリを使って作曲をしていきました。ここはもうちょっと長い音がいいな、休符を入れた方がいいな、、と何度も作っては聞き、楽譜を直していきます。

今回、初めての作曲で、音符やリズムの仕組みを学びながら、自分の気持ちを音に表現する方法を探究しました。「こんな音を作りたい！」という気持ちがどんどん溢れ、固定概念にとらわれず、一年生の今の感性でしか作れない、彼らしい音楽ができあがりました。
ずっと回りで聞いていた子たちも、「なんかハマるね、この音楽」「歌詞を付けたくなってくるね」と今まで誰もやっていなかった作曲マイプロに興味をもっていました。
彼も「初めてした作曲した曲は、リズムがはっきりしていておもしろい曲ができた！」と振り返っていました。自分の中にあるものを音に変えて表現する楽しさに気づくことのできた探究だったと思います。

今回紹介した2人とも、自分の中にあるモヤモヤ、ワクワク、こうしたい！知りたい！をいつも素直に表現しています。
表現する形は、歌、ダンス、絵、言葉、文章、作曲と、人それぞれですが、自分の感情や考えを様々な方法で外に伝えていく中で、「自分を表現できた！」「上手く伝わった！楽しかった！」という気持ちが「個性」や「自分らしさ」になっていくのではないかと思います。
また、スクールでお互いのマイプロ（自己表現）に触れることで、自分にはなかった考えや感情を知ることもでき、より多面的多角的に物事を見る力もついていきます。
現代は情報があふれ、インプットすることは簡単になっています。しかし、ただ知識を得るだけで終わってしまうと「自分らしさ」を失ってしまいます。インプットしたものに対して感じた思いをアウトプットすることで、「自分らしさ」に気づき、自分を好きになり、周りの世界とさらに豊かに関わっていくのではないかと思います。

マキコ

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サマープロジェクト⑤美術館・博物館に行こう！

マナビノキのサマースクールでは、野外活動やスポーツだけでなく、毎年美術館や博物館に行く活動も行っています。
今年は、子どもたちも大好きな「りんごかもしれない」などの絵本作家、ヨシタケシンスケさんの展示「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました！

まず最初は、ヨシタケさんが日々持ち歩いているメモに書き溜めたスケッチが2500枚展示されていました。圧巻の枚数！
できれば全部をゆっくりみたいところでしたが、数枚見ただけでも、クスッと笑えるものや、「わかるー！」と思うものがたくさん。
子どもたちからは、「毎日こんなに描いているから上手に描けるんだね」とコツコツと描いているメモの枚数にびっくりする声があがっていました。

その後は、絵本の原画や構想段階のアイディアスケッチ、絵本の世界観を体感できる体験展示もありました。
子どもたちは、クスッと笑えるようなユーモアのある展示を、会場のあちこちをくまなく歩き回り、体験展示で遊びながら楽しんでいました。

ヨシタケシンスケさんの作品は、ユーモアの中に、真理をつくようなものの見方が、温かいタッチのイラストで描かれています。そんなヨシタケさんの頭の中に広がる妄想やアイディア、人々のちょっとした仕草やクセが描かれている作品がたくさん展示されていて、まるでヨシタケシンスケさんの頭の中をのぞいているようでした。
子どもたちも、ふだん気づかないことや、自分では思いもよらない視点、新しいアイディアなどに触れて、創造力、想像力が刺激されたのではないかなと思います。

スクールに戻ってから「ぼくのニセモノをつくるには」を読み聞かせしました。「ぼくのニセモノをつくるには」は、お手伝いや宿題、やることがいっぱいの男の子が、自分のニセモノを作って手伝わせることを思いつき、その自分のニセモノを作るために、自分とは何か？自分らしさとは？に向き合うお話です。

読み聞かせの後、「〇〇さいの〇〇には〇〇がはいってる」の絵をみんなで描きました。

今の自分には何がはいっているのかな？将来の自分には何がはいるのかな？はいっていてほしいかな？
そんなことを考えながら、主人公の男の子のように、自分らしさに向き合う時間になりました。

美術館に行って、たくさんの作品に触れることで、自分とは違ったり、今まで気づかなかった世界に触れたりして、また自分自身を発見したり、新しいアイディアがうまれるといいな、と思います。

マキコ

＃マナビノキ#NPO#鎌倉＃逗子＃葉山＃探究＃湘南
＃学び＃学習#教育＃子ども＃生きる力#探究プログラム＃探究スクール#アフタースクール＃自分らしく＃好きなこと＃美術館 #そごう美術館 #ヨシタケシンスケ #ヨシタケシンスケ展かもしれない

【これまでの学び・これからの学びについて考える】
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生成AIをはじめテクノロジーの進化、マインドセットの変化など、急激に変化していく現在の社会。子どもたちが大人になる頃の未来社会を予測することは難しくなってきました。

NPO法人マナビノキは、そんな予測不能な未来社会の中でも、子どもたちには、しなやかに強く、そしてたくましく「自分らしく」生きていってほしい、周りにいる仲間と協働しながら、身の回りのことを自分たちで解決していってほしい、そんな「生きる力」を育んでいきたいという思いで、5年前に設立しました。

その後、100年に１度というパンデミックがあり、「予測不能」とは、まさにこのことだったんだ、と自身も痛感させられましたが、その中で日々、「自分が今、子どもたちにできることは何か？」「学校の存在とは何なのか？」「何をもって教育というのか？」など、「教育」の本質に向き合うことができました。

生活様式の変化、それに伴う人々の価値観の変化、それは、いいことも悪いこともあります。コロナを終えた今でも、顔をマスクで覆っている中高生、無言で食事をとる子どもたち・・・。
一方でパソコンやタブレットで宿題をしたり、提出物やプレゼンテーションを作ったり、ICT機器を使いこなす子どもたちが増えました。

何かが大きく変化するということは、何だか怖いことに感じることもあります。特に「今」に落ち着いてしまっている大人にとっては、変化はとても怖いことですし、変えるということ自体が勇気のいることかもしれません。けれども、子どもたちにとっては、大きく変化するということは、何かを始めるきっかけだったり、チャンスだったり、怖いというよりは、むしろワクワクするような楽しいものなのかもしれない、そんな気持ちもします。

「予測不能な未来社会の中で、今の目の前の子どもたちは、どうやって生きていけばいいんだろう？」と怖がっているのは大人で、子どもたち自身は、「こんなこともできるようになるかもしれない、あんなこともできるようになるかもしれない」とワクワクしていたり、急な変化も変化と思わず「それ」に対応しながら、むしろその変化を楽しみながら生きているのかもしれないな、と思うこともあります。もちろん、教育は大人が考え、大人が子どものために、教え育むことです。しかし、その一方で、大人が考えるよりも、もっと柔軟に、子どもたちの「楽しみ」に寄り添って一緒に楽しむことも大事なのではないかな、と最近思います。

人間にとっての利便性、効率性を求め、発展してきた社会ですが、これからの社会では、その技術やテクノロジーをいかに活用しながら、「人間らしく暮らしていくことができるか？」「自然と共生していくことができるか？」という、新たな価値の創造に重きが置かれるのではないかな？と思います。

課題解決と新たな価値の想像と創造、そこには、１人１人の問題意識や課題発見能力、そして想像力やアイデアが必要です。また、それを形にし、創造していくための実践力、実行力、仲間と協力、協働する力も必要となってきます。そういった意味で、これまで少し漠然としていた「予測不能な未来社会を生き抜く力」が絞られてきたようにも感じます。

テクノロジーを活用しながら、様々な価値観をもつ多様な人々のアイデアや想像力を融合しながら、自分たちにとって、そして自然環境にとってもより良い社会を想像・創造していく力はもちろん、
１番大切なのは、変化を怖がらず、「チャンス」「ワクワク」と捉えられる楽観性、つまり、何でも面白がって楽しめる力なのかもしれないなと思います。

マナビノキの入会説明会は、マナビノキの紹介をする場ではありますが、私自身は、そんな教育論についても少しお話しさせていただければと思っている次第です。「教育について皆さんと一緒に考える」そんな時間になればと思っています。
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詳細はハイライトの「２５入会説明会」からご覧いただけます。
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【海校ダイアリー】

先日八ヶ岳を登りましたが、とても涼しく(頂上は肌寒いくらい！)快適でした。
神奈川も今日は雨のおかげで少し暑さが和らぎそうですね。

猛暑は子どもたちの学校生活の楽しい部分も奪っているようで、「今日は外では遊べません！って言われた！」「暑すぎてプールが中止になった！」と、残念そうに帰ってきます。
夏はまだまだこれからですが、今日くらいのほっと一息つける涼しい日が1日でも多くあるといいですね。

⚫︎マイプロ発表
「割り箸工作、カブトムシ」3年生
ついに完成しました！！カブトムシ！
コツコツコツコツ、本当にコツコツ頑張って進めてきたカブトムシ工作。
完成してからも「こっちの足、ここに貼ればよかったんだ〜」とまだまだ反省と次回に向けての改善点があるようでしたが、概ね成功！！
「1年生の時に作った割り箸海賊船の写真見せてどのくらい成長したか発表したいから、写真出して」と頼みにきました。あの時よりもっとすごいものができるようになっているはず！と始めた割り箸マイプロだったので、自分の成長を発表でもしっかり振り返っていました。そして次の目標は、本の型紙に頼らず自分で型紙を作ってさらにレベルアップした割り箸工作を作ること！！今から楽しみです！

「アオリイカ」6年生
海の研究、第2弾。
今回はアオリイカについてです。そもそも船に乗らないでアオリイカって釣れるの！？と思いましたが、どうやら釣れるらしい！
ルアーの付け方、投げる位置、釣り上げ方など身振り手振りで詳しく説明していました。
実際、釣りにも出掛けていて、アオリイカを釣れるように頑張り中だそうです。(私も釣ってみたい！)
でも、そんなアオリイカも住む場所が奪われつつある。やはり問題は磯焼け！？というところに辿り着いてしまいました。
大好きな海を守るためにまだまだ海研究続きます。

「のびーる剣」1年生
「のびる剣すぐに作り終わったー！簡単だったー！！」と持ってきたので、「そうなの？すごいね！伸ばしてみてよ！」というと、「えい！！あれ？できない！なんで！？」
そうなんです。のびる剣は作ってからが本番です。巻き方で全く伸びなかったり、伸ばすとベローンと崩れたり、思ったように伸びなかったり。とにかく練習あるのみ！！
どうしたらうまく伸ばせるのか。巻き方研究が始まりました。最初はゆるくして最後はかたくかなぁ。いろいろ試してベストな方法で、最高記録の50センチを発表でも披露していました！

紗也佳

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【海校ダイアリー】

マイプロをしている時、図鑑を見ながら色を塗ったり描いたりしているのに、へぇー、その色で塗るんだなーって思うことがあります。
「どうしてこの色で塗ったの？」と聞くと、「ほら、図鑑見て。ここの色、銀色に見えるでしょ！」と。
彼の目にはそう見えてるんだな！と不思議な気持ちと同時にこの感性を大事にしたいな〜と思います。

でも、子どもたちは次の年には違う色に見えて違う色を塗っていたりします。

その時はそれが正解！こうでしょ！！と思って作ったり塗ったりするのに、1年経つと「もっと上手く作れたのに！なんでこの色！？」と言っていたりします。

大人になると、緑に見えるものは次の年も緑なのに。笑

海校には自己紹介カードを貼っていますが、それをちょくちょく子どもたちは眺めます。
「書き直したい〜。もっと上手く書けるよー」
と言って更新する子どもたちもいます。
「更新してもいいけど前に書いたものも見られるように貼ろうね！」と声をかけます。

子どもたちの1年1年の成長の凄さを感じながらも、その時その時の感性を大事にしたいなと日々感じています。

⚫︎マイプロ発表
「割りばしカブト&割りばしクワガタ」3年生
彼も1年前からの成長を感じたい！とこのマイプロを始めました。2年生の時に割り箸で海賊船を作ったけど、それよりも成長した割りばし工作ができると思う！とまずは本の型紙通りにカブトムシを作りました。
海賊船の時より圧倒的に細かいパーツが増えたカブトムシ。グルーガンを使うと接着面が汚くなるから全部ボンドで固まるまで固定するのを工夫しながら作り上げました。
カブトムシが出来上がったとき、型紙から自分で作れるかも・・・とクワガタに挑戦！
頭の部分はどうすればいいか悩みながらも今までの経験を活かして、作り上げました。
日々成長！！彼自身もそれを感じ、それが自信となり、今はまた、もっと難しい割りばし工作に挑戦しています。

「ビー玉ループコースター」2年生
このマイプロの前に作ったビー玉コースターを超えるような、今度はループするコースターを作りたい！と始めました。
それにしても・・・
ループがとにかく難しい！！
スタートの位置の高さ、円の大きさ、少しのズレで回らず、その微調整に何日も費やしました。
発表する前には一周していたのに、ちょっと移動しただけで発表の時なかなかループせず苦戦。
その分回った時には、おお〜！！！やったー！！！と海校のみんなが大歓声でした！

「最高のホットドッグ」2年生
美味しいパン作り、美味しいソーセージ作りとマイプロを続けてきた2年生。
美味しいパンと美味しいソーセージ、２つ合わせたら最高のホットドッグが出来上がるよ！とウキウキ作り始めました。
ホットドックに合うパンの大きさはどれだろう〜と3種類作りソーセージとのバランスを考えました。
ソーセージ作りの時はカレー味、チョコ味など色々中に入れて試しましたが、今回はスパイスを多めに玉ねぎは無しに、とホットドッグに合うソーセージを考えて作りました。
パンやソーセージの時からずっと味見を続けてきた海校メンバーも、「本当においしい！！普通にホットドッグ！」「もっと食べたい〜！」と大好評でした。

1年前の自分よりもっと上手くなってると思う！あれができるようになったから今度はもっと難しいものにチャレンジしたい！
昨日の自分より今日の自分はもっとできる！
そんな自信で日々進化、成長する子どもたち。
私もまだまだ頑張ろうー！

紗也佳

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【海校ダイアリー】

4年生のマイプロ、海校のキャラクターを作って教室に飾りたい！
まだ肌寒い春頃から何度も海に行ってゴミを拾い、作り続けきたキャラクター作りも間もなく完成？

マナビノキの知りたいやりたいと、海校らしく海にちなんで、鯛をかけるの面白くない！？とキャラクターは鯛になりました。
知り鯛、やり鯛、でどうする？？となぜか3匹作り初めて最後の鯛に悩み中。笑
「学び鯛？」「勉強し鯛じゃない？」「え〜、遊び鯛〜」
なんてみんなであーだこーだ言いながら作っていました。

自分たちが暮らす由比ヶ浜をキレイにしたいとみんなで何度もゴミ拾いに行き、こんなものが落ちてるなんて！！と毎回思いながらも、「作品に使えそう〜！！」とちょっと嬉しそうな子どもたちでした。

教室に飾るにはまだまだ完成ではないそうですが(わかめを作るとか、海が必要だとか構想は膨らんでいるようです)
ひとまず、マイクロプラスチックで作りあげていく鯛を早送りでご覧ください。笑

紗也佳

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【山校ダイアリー】今週末の11/23(土)

【山校ダイアリー】
今週末の11/23(土)と12/7(土)にマナビノキスクール入会説明会を開催致します。
来年度1年生の方に限らず、どなたでもご参加いただけます。
今日は1年生のマイプロ紹介です。

⭐︎おかしのいえ（1年生）
前回、ミニチュアハウスを作った１年生。今回は、「おかしのいえ」をテーマに、ダンボールでミニチュアハウスを作りました。
クッキーやチョコレートでできた壁、キャンディーやマシュマロの飾りを絵や、折り紙、綿、紙粘土で工夫して再現して作りました。

前回のミニチュアハウス作りでは、工作用紙でタンスやベッドを手作りした時は長さを測ったり、立体の展開図を書いたり作業を大人スタッフの手を借りながら仕上げました。

今回はパーツ作りを１人で定規を使って長さを測り、きれいに切ることができました。長さを測るのは２年生の算数の単元ですが、ただ教科書で学ぶのではなく、「作りたい！」という必要感から学ぶ姿が見られ、体験を通じた学びができました。

また、お菓子の家を作っている時、頭の中には物語が広がっていて、飾りをつけながら、空想の世界観が作品に吹き込まれていました。空想をしたり、ごっこ遊びをすることは、想像力や創造力、コミュニケーション能力、社会性など、様々な非認知能力を育むと言われています。

こうして好きなものを自由な発想で作り、主体的で体験的に学ぶことで、少しずつ成長をしていく姿を見守りたいと思います。

☆のびーるけん（１年生）
初めてのマイプロ。縁日などで見かける、ビューンと長くのびる剣のおもちゃを作りました。
 まず、画用紙を同じ幅に切り、長くつなげて2メートルほどの帯を作ります。そこにアルミテープを貼ります。アルミテープの役割は、滑らせるためなのですが、飾りのためと思ってわざとしわしわに貼ってしまいました。そのまま作り続け試してみたところ、、、のびない！
 原因は「アルミテープがしわしわだからだ！」と気づき、また1から作り直し、今度はきれいに貼り直しました。
再度試してみると、今度は、きつく巻きすぎてのびない。強く振ってみてものびず、巻き方にもコツが必要だと気づきました。
巻き方がゆるすぎても、キツすぎてもうまくのびていかない！と「ゆるく・ゆるく・きつく」で巻くとうまくいくんだよ！と発見したようです。

何度も試行錯誤をしながら、工夫を重ねてようやく完成できました。
失敗してみて思考して、原因を考え工夫してみることで、たくさんのことを学ぶことができました。
 失敗は成功の元！
大人が失敗させないように先回りするのではなく、子どもが自分で失敗するから学び、それが次の成功への近道となります。
次のマイプロも失敗を恐れず、挑戦して欲しいです！

マナビノキ研究員募集中！
入会説明会は、ハイライトよりお申し込みください。

マキコ

#マナビノキ #NPO　#鎌倉　#逗子　#葉山　#探究　#湘南　#学び　#学習　#教育　#子ども　#生きる力　#探究型学習　#探究プログラム　#探究スクール　#アフタースクール　#自分らしく　#好きなこと　#マイプロ　#自由研究

【マナビノキ　６月探究WS 蒸留装置を使って植物から"香り"を取り出そう】
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6月前半は、「植物遊び」の探究ワークショップ。
香りのある植物を探し、お鍋を使った蒸留装置で「香り」を取り出し、スプレーを作りました。
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「みんなの周りにはどんな香りがある？」と問いかけると、「ソファの匂い！落ち着くんだよねー」という声も。
目に見えなく普段何となく感じている"香り"ですが、意識すると身の回りに沢山あります。
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広場に香り探しに出かけました。
これは、良い匂い、これは、ちょっと臭い匂い…
色々な香りの植物を見つけました。
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そして、いよいよ蒸留！
今日のメンバーが見つけた植物で、世界に１つの香りのスプレーを作りました。
今回は身近なお鍋を使って蒸留体験をしましたが、他にも「圧搾法」と言われる方法で、レモンの皮をつぶして香り集めも体験しました。
・
また「香りがないとどうなるのか？」を調べるために、
みんなで鼻を摘んでグミを食べる実験をしました。
香りがないとおいしさも感じることはできません。
生き物にとっての「香り」の大切さを学ぶことができました。
・
ワークショップ中には
「あの匂い好きなんだよなー」
「気持ち良くなる香りだよ」など、話す子どもたち。
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香りは、どこか「当たり前」という感覚になりやすいですが、少し意識をしていくことで、集中したい時やリフレッシュしたい時など、私たちを助けてくれる大きな味方になります。
そんな「香り」について、気づきや、発見、新たな興味に繋がってくれたらと思います。
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最後の、感想のシェアタイムでは
「他の植物でもやってみたい！」
「お家でもやってみたい！」の声も出ていました。
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ワークショップの終わりに、こうして次の「〜たい！」のマナビノタネが出てくるのは嬉しいことです。
色んな経験を通して、子どもたちのマナビノタネがどんどん増えていきますように！
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【山校ダイアリー】
身の回りの「知りたい！やりたい」からそれぞれテーマを決め、調べたり作ったり実験したりしながら個人探究する「マイプロジェクト」。

今日は４年生と２年生のマイプロ紹介です。

⭐︎ハワイの魚と沖縄の魚（4年生）

魚が好きで絵が得意な4年生。家族旅行で訪れたハワイや沖縄でシュノーケリングをしたときに、美しい魚を見て、神奈川では見ない魚がたくさんいることに気づいたのがきっかけで、オリジナルの魚図鑑を作ることにしました。それぞれの場所にはカラフルでユニークな魚が多く、似ているけれど違う点も発見しました。また、沖縄やハワイには地元特有の魚の名前があることも知りました。例えばハワイの「フムフムヌクヌクアプアア」や沖縄の「グルクン」など、地域ごとに別の名前がついていることも知りました。

色鉛筆を使って細かい色や模様を丁寧に描き、見事な画力！写真を見ながら描いていても、彼らしいタッチが感じられ、世界に一つだけの図鑑が完成しました。周囲の大人たちもその完成度に感心していました。

描きながら、「南の方の魚はカラフルだな」「敵から身を守るためかもしれない」などの気づきもありました。また、魚の大きさを手のひらにのせたサイズで表現したり、学名を添えたりと、彼ならではの工夫が盛りだくさんでした。

自然に生まれた魚の模様の美しさや、多様な生き物の世界を感じる作品ができました。これからも世界の不思議を探り、それを彼らしい絵で描き続けてほしいと思います。

⭐︎ぼくのはたらく人図かん（2年生）
夏休みの課題の中に、働く人の写真を撮るコンテストがあったことをきっかけに、身の回りの働く人図鑑を作ることにしました。
身の回りの働く大人たちの写真を撮り、インタビューをして、どんな仕事をしているのかを自分なりの言葉でまとめました。
マナビノキで働いている我々スタッフ、とこやさん、英語の塾の先生から、お父さんまで、たくさんの大人の働く姿を彼なりの視点でまとめました。「大人はみんな忙しそうに一生懸命働いていた」と言っていましたが、働く人を調べる中で、働くということに関しても感じることが多かったようです。

また、図鑑を書くために、自分で考えてたくさん文章が書けるようになりました。ただ作文を書きなさい、と言われて書くのではなく、自分の興味があることを聞き、調べ、それを人に伝える文章を書く方が作文が上達するものですね。
マイプロを重ねていくと、自分の好きや得意に出会えることはもちろん、副産物的にできることも増え、自信がついていきます。

文章を書く、話すに自信がついてきた2年生。これからの成長も楽しみです！

マキコ

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【６／１６　かまくらマナビノキ合唱団　鎌倉市民合唱祭】
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先週に続き、かまくらマナビノキ合唱団、「鎌倉市民合唱祭」に出演してきました。例年は、神奈川県の合唱祭が6月、鎌倉の市民合唱祭は8月ですが、今回は、まさかの連続週ということで、同じ演目での発表となりました。
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先週の発表同様、今回も、小学生のみ１０名で発表に挑みました。先週は、会場に向かうまで「１０人で大丈夫かな・・・」と不安な子どもたちでしたが、今週は、「先週より、声出そうね！」「前回よりも顔がんばる！」と、なんだか、自信ありげな様子。
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大船駅で集合後、近くの公園で声出しをして、会場に向かいました。リハーサル室では、張り切りすぎてちょっとキンキン声になり慌てて修正。「ホールに響く、鼻声で歌おう！」と舞台袖へ向かいました。
・
楽屋裏、舞台袖でも、終始リラックスな様子の子どもたち。リラックスというか、謎のハイテンション！？（ま、いつも通りですが）でしたが、とても良い雰囲気で舞台に立つことができました。
・
神奈川県立音楽堂も素晴らしい響きでしたが、鎌倉芸術館も負けず劣らずの良い響き！
やっぱり良いホールで歌うと気持ちがいいですね。
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本来であれば、２曲演奏後に拍手をいただくのですが、
１曲目「さんぽ」が終わった時点で、チラホラと拍手が聞こえてきました。
私たちも、子どもたちも、「さんぽ、よかったんだ！」と無言でコンタクトを取り、２曲目の演奏に入ることができました。１週間という間でしたが、県の演奏で課題だったところを１週間で修正して望んだ舞台。みんなで、「気をつけよう」と練習した場所もしっかりと歌うことができました。２曲終わって、今度こそ、たくさん拍手をもらうことができました。
・
「舞台に立つ」って、やっぱり大事ですね。
練習もいるし、舞台に立つからには、それなりに仕上げなければならないし、今できることの最大限を出さなきゃいけないけれど、やっぱりそういう「舞台」を乗り越えて、みんな上手くなっていくし、何より自信をつけていくんだな、と感じます。
「自信」は、頑張って、努力して、怒られたり、注意されたりしながら、色んなことを乗り越え、自分なりのベストが出せた時に、つくものですね。
・
次の発表会は11月。
しばらく間が開きますが、また子どもたちの「今」にあった曲を選びながら、曲のイメージをみんなで共有し、どんな曲想にしたいのかを一緒に考えながら曲作りに励んでいきたいと思っています。
・
さんぽから道？探検？ワクワク？
キツネ、タヌキで動物？？
いのちのいっちょうめから、何かができた時のワクワクや嬉しさ？花束？
あー、どんな曲を次歌おうか、迷いますね〜。
みんなの歌っている表情をイメージしながら、選曲しております。
・
7月は、昨年に続き「かまくらマナビノキ合唱団無料体験月間」を実施予定です。
歌うのが好き！表現するのが好き！という子どもたち、
子どもの合唱を聴くのが好きだから、我が子に合唱やってほしい！と思っている保護者の方、
ぜひ、見学、体験にいらしてください。
・
練習は、毎週水曜日17:00〜18:00　
きらら鎌倉２F音楽室で行っています。
続けていれば、みんな上手に歌えるようになりますよ！
興味を持った方、ぜひご連絡ください。
・ 知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！
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「山校ダイアリー」だいぶ久しぶり

「山校ダイアリー」

だいぶ久しぶりすぎる山校ダイアリーです。
昨年はなかなか投稿しておらず、、、
今年は普段の山校の様子をお伝えできるように、できるだけ投稿していきたいと思います！（できるかなぁ、、、、）
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

恒例となったお餅つき、お雑煮作りと、書き初めで一年が始まりました。
今年のお餅つき、お雑煮作りは海校山校合同で行いました。卒業した中学生がお手伝いに来てくれて、最初のお米のつぶし方が上手だったのか、いただいた川越のもち米が美味しかったのか、みんなのつき方がよかったのか、はたまた私のもち米の蒸し方が上手だったのか笑、今年のお餅はつやつや！史上最高の出来でした。
お雑煮作りもみんなで役割分担しながら、各県のお雑煮の意味や特徴を学びながら作ることができました。

こちらも毎年恒例となった書き初め。
今年の抱負を漢字一文字で書きます。

元気にすごしたいから「気」
足が早くなりたいから「足」
たくさんのことを学びたいから「学」
意欲を持って生きたいから「生」
スポーツをいっぱいやって動きまくりたいから「動」
英語を話せるようになりたい「英」
と、それぞれ1年後にこうなっていたい！という自分を思い浮かべながら、書き初めをしました。

「一年の計は元旦にあり」

節目節目で、今の自分に向き合い、なりたい姿を思うことって大切だな、と思います。
お正月という大きな節目は、前向きに自分で考えて、自分で行動して、自分で振り返るタイミング。
子どもだけでなく、大人も書き初めに書いたことを、都度振り返りながら、自分に向き合っていけるといいな、と思います。

今年も、みんなが好きや得意をたくさん見つけられるように、チャレンジをサポートしていきたいと思います。

私の書き初めは「柔」
柔よく剛を制す
優しくしなやかに、でも芯は強く！を目指して過ごしていきたいと思います。
今年も一年、どうぞよろしくお願いします！

マキコ

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