【アフタースクール】鶴岡八幡宮 七夕まつり
昨日は7月7日ということで、子供たちに「七夕」の授業をしました。
今の日本で行われている「七夕」は、中国の「乞巧奠(きっこうでん)」というお話と、お盆の風習が組み合わさってできたものだということや、平安時代には、梶の葉に和歌を詠んだり、吹き流しや屑籠など、それぞれ意味がある7つの飾りを作って飾っていたことなどを知って、子どもたちも興味津々。
また、仙台をはじめ、一宮や安城、平塚など、日本各地で様々な形で残っていることを紹介すると、
「じゃあ、鎌倉ではやっているのかな?」ということになり、調べてみると、どうやらわれら鎌倉のシンボル鶴岡八幡宮で「七夕まつり」をやっているらしい!ということがわかり、さらに大興奮!
そんな火がついた状態で、行かないはずがありません。
「知りたい!やりたい!」と思ったら、とりあえずやってみる!行ってみる!のがマナビノキのいいところ。
早速、準備をして出発しました。
私自身、この感覚が本当に好きで、テレビやネット、本を読んだりしていて、「何これ!?こんなところ本当にあるの!?見てみたい!」と思ったら、とにかく行ってみることにしています。「深夜特急」を読んでユーラシア大陸の1番はしっこのロカ岬まで行ってみたり(笑)
4Kや5Kになって本物みたいに鮮明にみえる時代になったけど、自分の目を通してみる景色や情景は
そんな技術的なものじゃないって思います。
その場に立った時の感覚というか、見たいものを目にしたときの空気感というか、
目をつむると、においも風もふわって思いだすような、そんな感じ・・・。
そうやって自分の目で見たもの、手で触れたものってものすごく記憶に残ると思うんです。
今の子供たちは、便利な時代に生きていて、グーグルアースを使えば世界中どこでも行けちゃうんだけど、
めんどうだったり大変だったりしても「自分の足でそこへ行く」っていうことを大事にしてもらいたいなって思います。
歩くこと30分。八幡宮に到着!見るといつもの舞殿に大きな吹き流しが見えます。
赤、紫、白、緑・・・あ!神様の色だ!
見て!見て!梶の葉に願い事が書いてあるよ!!
あっちには、お供えもしてあるよ!!
こっちの笹には、ちゃんと7つのアイテムが飾ってある!!と発見がとまりません。
この楽しさは、調べていったからこその楽しさ。
「見てみたい!」って思ったものを実際に見た時の興奮です。
このフィールドワークの楽しさや興奮に勝るものはないですからね!!
みんなで「梶の葉」に書いた願い事、叶うといいな。
知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう!